なんとそこには昼間っから暖簾が下がる居酒屋が。
ド派手な看板を掲げる宴屋じんべい。
枚方は、私が生まれ育った町ですが、離れて早30年以上。
典型的な郊外の街だったのですが、まるで天満か西成かと思う「昼飲み大歓迎」の文字と11時半からの営業時間に驚きです。
枚方とはいえ、やはり大阪。
いかにもな匂いがする店内装飾です。
簡易なテーブルにパイプ椅子。
実にチープな屋台風の作りは、狙ってのことなのでしょうか。
店内では80近いと思われる男女8人がジョッキを片手に盛り上がっています。
どういう集まりなのかは不明ですが、昼間からこんなに飲んで騒げるなら、きっと長生きすることでしょう。
まずは一杯目のセレクト。
スパークリング、白、赤とワインをたっぷり摂取済みですから、更なるアルコール度数を求めてハードリカーに目がいきます。
私はブラックニッカハイボール。
突き出しは野菜の煮物。
本日二度目の乾杯です。
メニューは実に多種多様。
ベーシックな居酒屋のツマミは網羅されています。
そしてお値段もリーズナブル。
まぐろがウリなのか、豊富なラインナップ。
大阪らしい串かつも。
本日のおすすめも魅力的。
既に私も含めたメンバーは、ほろ酔い気分。
一気に発注をかけます。
まぐろぶつ切り。
やはり自慢なだけあって、大衆酒場としては上出来。
大トロのしめさば。
脂がのっています。
あじのたたき。
うずらの卵が、たまご好きの私には高ポイント。
豚の角煮。
トロトロで柔らかい。
あん肝ポンズ。
結局本日のおすすめは全て発注。
ハイボールの後をどうするかで悩みましたが、スーパードライエクストラコールドを発見、それを頼みました。
考えてみれば、本日の初ビール。
飲み始めて既に3時間以上経っています。
我々も隣のテーブルのご年配に負けじと、壮年パワーを発揮します。
唯一30代のT君を除けば皆50代ですが、隣のテーブルよりは20歳は若者なのです。
関西支社を離れて1年2ヶ月。
思い出話や噂話で会話が弾み、喉も渇きます。
プレーン酎ハイを。
更に振り出しに戻ってハイボール。
時計を見れば17時を回っています。
ミシュラン一つ星を取ったという蕎麦屋が17時半に開くのを待つために、この店で時間調整をしていたのです。
いよいよ本日の締めに向かいます。
昼総合点★★★☆☆ 3.1
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