ランチは久しぶりの大坂屋 砂場 本店。
実はランチ前に食べたヘッケルンのジャンボプリンとミルクセーキでお腹がいっぱいで、蕎麦くらいしか食べられないというのが本音です。
10分ほど待って、二階に案内されました。
4人だったので、先客を飛び越して運よく先に案内された次第。
二階の和室は趣のある木造昭和家屋の落ち着いた雰囲気。
いつもの気さくで明るいホール係のおばさんに、私は納豆そばを頼みました。
出てきた納豆そばは、私が今まで食べてきたものとは全く異なるビジュアル。
冷やしそばに納豆がのっていて、それを自分で攪拌するというのが私が知っている納豆そば。
しかし、当店のそれは初めからそばつゆと納豆をしっかりと泡立つほど混ぜ合わせて、それを冷やしそばにかけています。
もちろんきちんと納豆が一番上に奇麗にのるように、盛り付けもぬかりなく。
結ばれた三つ葉が彩りのアクセント。
添えられた白葱と本山葵ものせて、頂きます。
ひきわりの納豆が姿を現します。
全体にしっかりと納豆の粘りが行き渡った蕎麦を啜ります。
「納豆は混ぜれば混ぜるほど旨い」
という道理を、きちんとお店が理解した上で、このスタイルで供しているのでしょう。
さすが老舗の名店。
もちろん蕎麦も美味しく、ボリュームもあって950円ですから、意外とコスパがいいのも名店らしからぬ嬉しいサプライズ。
こんなに美味しい納豆そばの汁は初めてです。
もちろん飲み干しました。
思わず昼からビールを飲みたくなるようなゆったりした雰囲気。
虎ノ門の都心とは思えません。
ちょっと贅沢な気分の時間を過ごし、会社に戻りました。
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