こんな時はつい自虐的に辛いものを食べてしまいます。
虎ノ門界隈に3店舗ある味覚の3号店がオオバコだと聞き、同僚と3人で向かいました。
お店はビルの地下。
既に汗だくです。
入口に置いてあるメニューを見て注文。
料理が同じでも、3店舗それぞれに店の広さやオペレーションは異なるもの。
今日は味覚石焼麻婆刀削麺と決めてきました。
前回は普通の辛さで少し物足りなかったので、今日は中辛で。
12時半過ぎなので、店内は8割の入りといったところ。
先にスープが出てきます。
程なく中と書かれた不繊布に覆われた石焼麻婆が出てきました。
グツグツと煮えたぎっています。
石鍋は相当な温度のはず。
刀削麺は結構な量です。
ご飯のように少な目と頼めるのか定かではありません。
いよいよ戦いが始まります。
少し間を置いてから、不織布をめくります。
石鍋が出てきてすぐだと、洋服にはねる危険性があるのです。
もちろん卓上の紙エプロンは事前に装着して万全の態勢です。
幅広で不揃いの刀削麺。
啜りにくいのですが、結構好き。
これを煮えたぎる石焼麻婆に投入し、攪拌します。
こんな感じに。
白い刀削麺が、見るからに凶暴な色になりました。
麻婆刀削麺と言いながら、石焼鍋の中は麻婆豆腐。
つまりご飯の代わりに刀削麺というセットなのです。
底から混ぜ合わせ、麺も豆腐も渾然一体となる小宇宙。
中国四千年の歴史を感じる瞬間です。
刀削麺をかなり食べ進んだ気がしましたが、石焼麻婆は一向に減る気配がありません。
そして、私は汗をダラダラと垂らし、その汗は眼鏡のレンズやテーブルに滴り落ちています。
タオルハンカチも既にウエッティ。
最後の刀削麺を投入。
それでもこれだけ麻婆豆腐が残りました。
量、辛さ、そして何より熱さで、私は相当なダメージを受けています。
何とか食べ切りましたが、完全にやられました。
TKO負けです。
爆汗をタオルハンカチで拭きながら、自分は午後は使い物にならない予感がしました。
味覚 3号店 (四川料理 / 御成門駅、虎ノ門駅、神谷町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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