日本橋の立ち食いそばの人気店よもだそば。
蕎麦出汁を活かしたインドカレーも名物なので、そばとカレーのセットを食べることが多いのですが、今日はそば単品にしましょう。
立ち食いそば屋の定番メニュー以外に、折々で創作系のそばを出すのもこの店の面白さ。
そんなメニューの中から面白いものを見つけました。
食券を購入します。
冷し岩下の新生姜天そば。
温玉があったはずですが、券売機には見つからず、とりあえず生卵の食券を購入。
カウンターのトッピングメニューにもありませんが、尋ねれば60円だとのこと。
10円追加して払い、温玉にしてもらいます。
「よもだ」とは店主の出身地愛媛県の伊予弁から取ったもの。
親しみをこめて「しょうがないねぇ」「なんだか憎めない」というニュアンスがあるそうです。
そんな店として愛されたいという思いの籠った店は、その通りに近隣のサラリーマンに愛されているようです。
もちろん立ち食いですから、あっという間にサーブされます。
苦労して手に入れた60円の温玉。
早速手繰ります。
岩下の新生姜天、というのは相当ニッチなメニュー。
そして通常の紅生姜天よりは遥かに少なく、60円も高い贅沢品。
温玉に箸を入れます。
温玉は想定よりは固めだったのが、ちょっと残念。
自家製麺のしっかりした蕎麦と一緒に啜ります。
この店の創作系は当たり外れのブレがあるのが難点。
今日はちょっと外しましたが、それでも魅力的な店。
そろそろ涼しくなってきたので、次回はド定番のカレー蕎麦にしようと思います。
夜総合点★★★☆☆ 3.2
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