お休みを頂き、妻と二人でランチに出かけました。
千葉の片田舎のイタリアンレストランUshimaruの予約が一週間前に運良く取れたからです。
ネットで予約できるのがとても便利。
前日に確認の電話が入り、好き嫌いやアレルギーの有無などを確認されます。
ポカポカと暖かい、いい天気になりました。
12時の予約に合わせて自宅から車で1時間強。
テーブルはお客をもてなす準備が整っています。
卓上にはドリンクメニュー。
今日は私がハンドルキーパー。
妻はノンアルコールビールですが、私もスパークリングウォーター。
3,800円(税サ別)のランチコースを予約しました。
地産地消にひっかけた千産千消(千葉の食材を千葉で消費する)がこの店の打矢健シェフのこだわり。
海と山の幸が豊富な千葉ならではの食材を自らの目利きで仕入れ、その日仕入れた食材から生まれるインスピレーションとイマジネーションからメニューを考えるそうです。
それゆえ、この店にはメニューがありません。
一品目は房総地鶏のポルペッティ。
肉団子に山芋と山山葵のソースを合わせています。
旨味のある地鶏の団子に、粘りのある山芋のソースのマッチングが面白い。
私のスパークリングウォーターは、まるで白ワインのようにクーラーに入れてくれました。
グラスもウォーターピッチャーも、食器は全てセンスのあるセレクト。
二品目は焼き芋。
ホクホクとして甘い。
生ハムの擦り下ろしとカボチャのペーストが添えられています。
こんなアイデアがとても面白い。
ここで、自家製生ハムをカーヴして出してくれます。
シェフは、千葉にないものは、千葉の原料で作ってしまうという人なのです。
三品目は千葉県産スミイカとイカスミのソーセージ。
ソースはイカのはらわたです。
きっと良いスミイカが今朝手に入ったので、それを丸ごと生かしてみようとシェフは思ったのでしょう。
特にこのイカスミのソーセージは絶品。
ワインが飲みたくなります。
ここで名物の巨大フォッカチオが出てきました。
妻はこの店に7、8年前から来ていて、三人の息子たちも来ているのに私は今日が初めて。
我が家で最後にようやくこの店の素晴らしさを語る資格を手に入れたということです。
この店ではウェイターも重要な役割を果たしています。
サービス料がチャージされますが、それに見合ったパフォーマンスを心掛けているのが見て取れます。
外はカリッと、中はフワッとしたアツアツのフォッカチオをイカのはらわたのソースに付けていただきます。
「ソースは残しておいてくださいね」
と先ほど言っていたのはこういう理由。
四品目は小ヒラメの自家製パイ包み焼き。
磯の香りを感じる房総産の小ヒラメ。
もちろんパイ生地も地元の小麦を使っています。
「野菜です」
といって出された五品目のサラダ。
大豆を使った温かいバーニャカウダ。
野菜は自家菜園でその時々採れた旬のものを使っているので、メニュー名はないのでしょう。
だから「野菜」という言い方をするのだな、と納得。
フォッカチオのお替りを貰って、お皿に残ったバーニャカウダを掬い取ります。
いよいよ六品目はメイン。
あえて大きなガラスのお皿にゆったりと盛り付けられたジャージー牛のリブロースのかぶりと、地鶏手羽の炭火焼き。
塩、柚子胡椒、香味野菜が添えられています。
レアな焼き加減のロース肉。
先ほどオープンキッチンでシェフが向き合っていたのはこれだったのです。
炭の香りをしっかりと感じます。
香味野菜ものせて。
ここでお口直し。
七品目はレモンとホエーのシャーベット。
お料理の最後はとなる八品目はスープパスタ。
特にこのイカスミのソーセージは絶品。
ワインが飲みたくなります。
ここで名物の巨大フォッカチオが出てきました。
妻はこの店に7、8年前から来ていて、三人の息子たちも来ているのに私は今日が初めて。
我が家で最後にようやくこの店の素晴らしさを語る資格を手に入れたということです。
この店ではウェイターも重要な役割を果たしています。
サービス料がチャージされますが、それに見合ったパフォーマンスを心掛けているのが見て取れます。
外はカリッと、中はフワッとしたアツアツのフォッカチオをイカのはらわたのソースに付けていただきます。
「ソースは残しておいてくださいね」
と先ほど言っていたのはこういう理由。
四品目は小ヒラメの自家製パイ包み焼き。
磯の香りを感じる房総産の小ヒラメ。
もちろんパイ生地も地元の小麦を使っています。
「野菜です」
といって出された五品目のサラダ。
大豆を使った温かいバーニャカウダ。
野菜は自家菜園でその時々採れた旬のものを使っているので、メニュー名はないのでしょう。
だから「野菜」という言い方をするのだな、と納得。
フォッカチオのお替りを貰って、お皿に残ったバーニャカウダを掬い取ります。
いよいよ六品目はメイン。
あえて大きなガラスのお皿にゆったりと盛り付けられたジャージー牛のリブロースのかぶりと、地鶏手羽の炭火焼き。
塩、柚子胡椒、香味野菜が添えられています。
レアな焼き加減のロース肉。
先ほどオープンキッチンでシェフが向き合っていたのはこれだったのです。
炭の香りをしっかりと感じます。
香味野菜ものせて。
ここでお口直し。
七品目はレモンとホエーのシャーベット。
お料理の最後はとなる八品目はスープパスタ。
地元の小麦を使った自家製パスタに地鶏のスープ。
おそらく最初のポルペッティ、グリルで出てきた地鶏の手羽も同じ食材ではないかと推察されます。
夷隅産のパルメザンチーズを合わせたもの。
これも今日何度か登場しました。
実に旨味のあるスープ。
極太で小麦の風味をしっかりと感じる自家製パスタは、もちろん地元産の小麦を使用。
千葉県民として、あらためてこの地の豊かさを実感します。
最後はコーヒータイム。
真ん中の黒糖も千葉県産、ミルクは今朝しぼりたての牛乳という贅沢です。
九品目となるドルチェは
「これを食べに来ているようなもの」
と妻が言う名物の自家製アイスクリーム。
直前までフリーザーで冷されていたと思われる器は結露しています。
アイスクリームは二層構造。
下には自家製ヨーグルト。
いずれも千葉県産の生乳を使ったもの。
甘味と酸味の融合が面白い。
先ほどのシャーベットのホエーは、このヨーグルトを作る際に出来たものでしょう。
シェフの企みを謎解くのも、お客の楽しみ。
コーヒーが出てきました。
アイスクリームが入っていた器の結露が取れて透き通ると、その下にもう一品ドルチェが隠れていたのが見えてきました。
シェフの茶目っ気ある仕掛けです。
たっぷりのチョコレートの下には、落花生のペースト。
もちろん八街産。
ゆったりと二時間かけてのランチ。
ドリンク二杯、税金、サービス料を加えて一万円をちょっと超えるお値段ですが、その価値のある時間と、空間と、演出と、味でした。
素晴らしいエンタテインメントの最後は、玄関先で渡された小さなお土産。
さっきの黒糖です。
車が門を出るまで深々と頭を下げて見送られ、実に贅沢なランチを終えました。
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夷隅産のパルメザンチーズを合わせたもの。
これも今日何度か登場しました。
実に旨味のあるスープ。
極太で小麦の風味をしっかりと感じる自家製パスタは、もちろん地元産の小麦を使用。
千葉県民として、あらためてこの地の豊かさを実感します。
最後はコーヒータイム。
真ん中の黒糖も千葉県産、ミルクは今朝しぼりたての牛乳という贅沢です。
九品目となるドルチェは
「これを食べに来ているようなもの」
と妻が言う名物の自家製アイスクリーム。
直前までフリーザーで冷されていたと思われる器は結露しています。
アイスクリームは二層構造。
下には自家製ヨーグルト。
いずれも千葉県産の生乳を使ったもの。
甘味と酸味の融合が面白い。
先ほどのシャーベットのホエーは、このヨーグルトを作る際に出来たものでしょう。
シェフの企みを謎解くのも、お客の楽しみ。
コーヒーが出てきました。
アイスクリームが入っていた器の結露が取れて透き通ると、その下にもう一品ドルチェが隠れていたのが見えてきました。
シェフの茶目っ気ある仕掛けです。
たっぷりのチョコレートの下には、落花生のペースト。
もちろん八街産。
ゆったりと二時間かけてのランチ。
ドリンク二杯、税金、サービス料を加えて一万円をちょっと超えるお値段ですが、その価値のある時間と、空間と、演出と、味でした。
素晴らしいエンタテインメントの最後は、玄関先で渡された小さなお土産。
さっきの黒糖です。
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