地元の人がのんびりと過ごす、広々とした美しい九龍公園を西へ抜けると、そこは港の再開発地域。
かつて私が訪問した当時は無かった高層ビル群やショッピングモールが立ち並んでいます。
そのデッキから、ちょうど日没の夕焼けを見ることができました。
海峡を挟んで見える香港島。
彼方に見えるビクトリアピークには、明日の夜に登る予定です。
尖沙咀の繁華街をそぞろ歩いた後、南端にあるスターフェリー乗り場に来ました。
わずかな乗船賃で楽しめる100万ドルの夜景。
これを楽しまない手はありません。
このビルの12階に、飲茶が有名な眺めのいい美味しいレストランがあると、香港在住の友人に紹介されたので、予約を入れておきました。
龍皇酒家(Dragon King Restaurant)。
運の良いことに、窓際の席でした。
夜は残念ながら飲茶はありませんが、先ほどスターフェリーから見た100万ドルの夜景を、高層ビルから眺めることができます。
今まで食べ歩いたローカルの店はノンアルコールばかりでしたが、ここはさすがにアルコールの揃えがあります。
本当はご当地ビールを飲みたいところですが、香港は輸入物ばかりなので、青島ビールにしました。
乾杯です。
今日は既にスマホの万歩計が2万歩を超えています。
お疲れさま!
メニューを眺めてオーダーを考えます。
上はキリがありませんが、リーズナブルな価格の前菜もあります。
ボリュームも含めて、このあたりから探ってみることにします。
椒鹽四季豆(Deep-Fried Stiring Beans)。
椒鹽粉(ジャオヤンフェン)という胡椒をベースにした調味料を塗して揚げたもの。
塩、胡椒と味の素的なミックス調味料で、台湾屋台の名物フライドチキンなどの味付けにも使われている、あの味です。
これはビールが進みます。
もう一つ前菜から七味鱿鱼鬚(Spicy Deep-Fried Squid)。
いわゆるイカフライ。
ビールに合うおつまみが揃いました。
今日は最高気温も25℃位あって、かなり暑く、たくさん歩いた疲れもあってビールが進み、たちまち二杯目です。
ウエイター注いでくれるのはいいのですが、缶ビールというところが日本の習慣とは違って面白い。
次は炒め物をチョイスします。
黒蒜炒蝦球(Stir-Fried Prawns with Black Garlic)。
大蒜の醤油漬けを使った小海老と豆の炒め物。
さっぱりとした中にパンチもあって、これまた美味。
全体的に濃い目の味付けなので、お酒に合います。
今日はノンアルの妻には白飯を頼みました。
きっとご飯にも合うはずです。
私のビールは三杯目。
本当はホッピーが飲みたいところです。
もう一品食べられそうなので、蒸し物からピックアップ。
刹椒蒸滑鶏(Chicken with Chopped Chilli)。
湖南料理で使われる刹椒と呼ばれる色鮮やかな唐辛子の半発酵調味料を使った蒸し鶏料理。
程良い辛さが身体に染み渡ります。
特に皮の部分の食味食感が最高。
いい晩ご飯になりました。
気になるお会計は、なんとHKD570.90!
もちろん三人でビールを5本飲んで、です。
料理と眺めはA級でしたが、お値段は旅行の趣旨に合うB級でした。
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