今日の宿は駒ケ根の早太郎温泉郷にあるホテルやまぶき。
私は10数年ぶりの二度目になりますが、一昨年亡くなった義父が好きで、義母や妻、子供たちとよく来ていた温泉旅館です。
今回はお義母さん、妻、三男と私の四人。
宿に着いたら、荷物を解いて早速ひと風呂浴びます。
ここの泉質が良いのと、高速のインターから近いのが、義父のお気に入りの理由でした。
ランチが遅かったこともあって、夕食は19時からにしてもらいました。
お食事処の個室に案内されます。
囲炉裏を囲んで、お料理が用意されていました。
今月のお料理のお品書き。
メインは囲炉裏を使った串焼きですが、他にも盛り沢山。
メインの串焼きは野菜、こんにゃく、肉、ヤマメ、五平餅。
先付。
吸い物代わりは信州黄金軍鶏と舞茸。
蓋物は季節の炊き合わせ。
この時期は筍と蕨。
旅館の料理といえば、やっぱり日本酒。
信州は酒どころでもありますから、利き酒セットを頼みました。
高天(純米辛口・純米酒・諏訪市)、今錦(木槽絞り・特別純米酒・中川村)、黒松仙醸(金紋錦・純米吟醸・伊那市)の三種です。
串打ちされたヤマメを囲炉裏端に刺します。
火は通っているので、温める感じです。
更に野菜、こんにゃくなどをのせていきます。
肉も美味しそう。
造里が出てきました。
軍鶏のスープも煮えました。
実に旨みのある軍鶏肉は噛み応えのある肉質。
肉も焼けました。
これは甘辛の醤油で味付けしてみました。
子供たちが小さい頃好きだった五平餅。
お義父さんが、サービスエリアでよく孫に買い与えていたことを思い出しました。
可愛くて仕方なかったのでしょう。
中盤で凌ぎ。
信州そばに温玉のせ。
私の大好きなパターンです。
お料理はまだ続きますが、利き酒セットが無くなりました。
ちょっと飲み過ぎかもしれませんが、地元駒ケ根の信濃鶴生酒をもらいます。
仲居さんが献杯用に別の地酒をグラスに入れて持ってきてくれました。
父の遺影の前にお供えして献杯。
柔らかいので頭から骨ごと食べられます。
強肴は洋風創作料理。
信州アルプス牛とバナナをパンで包んでフライにしたオランダ揚げ。
さすがに、もう満腹です。
〆はお茶漬けです。
お新香が出てきます。
薬味と焼き味噌。
これを出汁茶漬けで頂くのが、この旅館流。
たっぷりのネギと山葵に焼き味噌ものせて、出汁をかけます。
サラサラと啜れば別腹に流れ込んでいきます。
と言いたいところですが、さすがにそうはいきませんでした。
もうギブアップ。
最後の水菓子も、ほとんど手が付けられないほど。
2時間近い食事でしたが、満足&満腹です。
私はこの後再びお風呂へ入ります。
そのためにバスタオル持参で来たのです。
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