虎ノ門エリア内で事務所が移転したので、慣れ親しんだランチスポットへの距離が微妙に遠くなりました。
「どこに行こうかなぁ」
とブックマークだらけの自分のGoogleマップを眺めながら思案します。
「ジーエスのカツカレーを食べよう」
と決めて向かったのですが、その一本違いの路地にご無沙汰の居酒屋甚兵衛二号店があることを思い出しました。
一号店とともに揚げ物メガ盛り定食に生卵が付いて、ご飯と味噌汁がお代わり自由という虎ノ門のガッツリ系サラリーマンの胃袋を鷲掴みにしている大衆店です。
二号店には唯一刺身定食があることが気になっていました。
今まで頼んでいる人を見たことがありませんが、ご飯を少なめにすれば、一般店と遜色のないカロリー量で抑えることもできるだろうと考えて、方針を変更しました。
11時40分過ぎというアイドルタイム。
地下のオオバコ店は、まだ空席の方が多い状況です。
カウンター席に案内され、お姉さんに刺身定食を注文。
「50円引きにはなりませんけど、よろしいですか?」
と聞かれます。
「どういう意味ですか?」
「12時までは日替わりと揚げ物は50円引きなんです」
そういえば、そんなシステムがあったような気がします。
「いえ、刺身定食でお願いします」
ここで方針を変更して揚げ物を頼んでは、刺身定食のリサーチが叶わないことはもちろん、カロリーも天と地の程の差となります。
「ご飯は少な目で」
周囲のお客さんは日替わりや揚げ物ばかりのオーダー。
「50円引きにはなりませんけど、よろしいですか?」
と聞かれます。
「どういう意味ですか?」
「12時までは日替わりと揚げ物は50円引きなんです」
そういえば、そんなシステムがあったような気がします。
「いえ、刺身定食でお願いします」
ここで方針を変更して揚げ物を頼んでは、刺身定食のリサーチが叶わないことはもちろん、カロリーも天と地の程の差となります。
「ご飯は少な目で」
周囲のお客さんは日替わりや揚げ物ばかりのオーダー。
それがこの店のウリなので当然なのですが。
しばらくして私の目の前に刺身定食が運ばれてきました。
しばらくして私の目の前に刺身定食が運ばれてきました。
小鉢、お新香、生卵が付いて820円。
「あ、ちょっとご飯少なかったかな」
山盛りの厚切りの鰹たたきと生卵の処理を鑑みると、ご飯が足りない予感がします。
しかし、なんとかこのライスで乗り切らないといけません。
山盛りの厚切りの鰹たたきと生卵の処理を鑑みると、ご飯が足りない予感がします。
しかし、なんとかこのライスで乗り切らないといけません。
不節制な生活をしている割に、人一倍ヘルスコンシャスなのです。
まずはたっぷり油揚げの入った味噌汁に箸を付けてから、鰹たたきに着手します。
醤油をつけ、オン・ザ・ライスにして生姜をのせて即席の鰹たたき丼を制作。
なかなかに美味。
しかし、この後、危惧していた事が現実のものとなります。
厚切りの鰹たたきが七切れ。ベテラン業師の自負があったライスコントロールを誤り、せっかくの生卵で卵かけご飯を楽しむ前にライスが枯渇してしまったのです。
当初立案した「ヘルシー路線」とは異なりますが、やむなく白飯をお代わり。
もちろん少な目で。
味噌汁もリオーダーします。
出てきたご飯は、いかにも甚兵衛らしく、まったく少な目ではありません。
出てきたご飯は、いかにも甚兵衛らしく、まったく少な目ではありません。
なんなら他店の大盛並みですし、一膳目よりも多いです。
それでもお姉さんは確かに
「お代わり、ハーフで」
と言っていました。
「お代わり、ハーフで」
と言っていました。
「ご飯は絶対残してはいけない」
と戦前派の母に厳しくしつけられた私は、これを何とか平らげることにします。
悲壮な使命感です。
再びお代わりの味噌汁に箸をつけて、気持ちを整えます。
大盛ライスの真ん中に生卵と醤油を投入し、粗めに攪拌します。
そのまま一気にワシワシと掻き込みます。
一号店なら味付け海苔という強い味方がいるのですが、二号店にそれはなし。
なんとか、味噌汁と漬物の力を借りて寄り切りました。
メガ盛り店で軽めのランチのつもりが、やっぱりメガ盛りになってしまいました。
「ミイラ取りがミイラになる」とは、この事です。
帰りにコンビニで「からだ十六茶」を買いました。
難消化性デキストリンの力を借りて、脂肪と糖の吸収を抑えなければなりません。
「ミイラ取りがミイラになる」とは、この事です。
帰りにコンビニで「からだ十六茶」を買いました。
難消化性デキストリンの力を借りて、脂肪と糖の吸収を抑えなければなりません。
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