昨年5月から始めた「ナンディニ 虎ノ門店」の月木限定ビリヤニ全18種類の全クリ企画も、既に2年目に突入しています。
今日を入れて、あと三種類。
ゴールが見えてから遅々として進まないことには訳があります。
月木限定の上、実はラスト4種類となってから、全くその料理が出てこないのです。
今年の2月に15種類目の「マラバールビリヤニ」が出てから、今日にいたるまで、未食のビリヤニが出てこないというじれったさ。
お店のFacebookに思わずリクエストの書き込みをしたほどです。
そのせいかどうかわかりませんが、日曜日お店のSNSで、月曜日のビリヤニが私の未食の「チキンアンブールビリヤニ」であることが発信されました。
しかも、お店のツイッターでは「レアメニュー」と自ら謳っています。
絶賛ダイエット中の私ですが、これは絶対行かなければなりません。
「11時半には会社を出る」「夜ご飯は抜く」という不退転の決意で今朝、出勤しました。
お店に着いたのは11時50分。まだ空席があり安堵します。
私の顔を見て、店長もスタッフたちも
「あ、ビリヤニ食べに来た!」
と待ってましたの表情です。
角の席に案内され、見るまでもないメニューを見て、ビリヤニを注文します。
しばらく待って、チキンアンブールビリヤニが出てきました。
相変わらずのビジュアルとボリューム。
丼山盛りのご飯をひっくり返したような量です。
プレートの上にはカレー、デザート、ライタがのっています。
赤いハート型のピクルスが添えられています。
まずはそのままでひと口。
久しぶりにしみじみと旨いここのビリヤニ。
ライスに埋もれている大きなチキンは三切れ。
これを取り出してフォークとスプーンで小さく切り分けます。
カレーをかけてからでは、跳ねた時に大惨事になるという「ルーぽったん」の過去の苦い経験からですが、やっぱりライスがズボンめがけて飛んできました。
「カレーをかける前で良かった」とポジティブに考えますが、相変わらずのおっちょこちょいな私です。
気を取り直して、チキンと一緒にパクリ。
今日のカレーは、レアな「ゴングラチキン」。
これとライタをかけ回して、少しずつ自分好みに混ぜ合わせながら食べ進みます。
後からじんわりと追いかけてくるカレーのスパイシーさが魅力。
しかし、ダイエットが順調に進んでいるおかげで、満腹中枢が正常に機能し、食べるペースが遅くなってきました。
まだ半分だというのにです。
今日はなぜかお客さんが少なく、12時を回っても、満席になりません。
おかげでゆっくりと食べることはできますが、珍しいこともあるものです。
結局四分の一ほど残したところでデザートに着手。
「食べ物を粗末にしてはいけない」
と戦中派の母に厳しく育てられた私ですが、だからといって太っても良い訳ではありません。
次回は「ライス少な目」で頼んでみます。
具体的に「半分」とか言った方が、インド人スタッフには良いかもしれません。
そんな事を考えていると、サービスのチャイが運ばれてきました。
いつもありがとうございます。
お会計を支払い、スタンプカードも満タンになりました。
店を出ると、お客さんがいないテラス席で店長が事務をしていました。
声をかけ、今日のビリヤニのおかげであと二種類になったということを、私のOne Noteの記録メモを見せながら伝えると、すごく喜んで拍手してくれました。
「日印友好の懸け橋」になれた気がした、とても良いランチでした。
昼総合点★★★☆☆ 3.7
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