リモートワークで、虎ノ門のオフィスに出勤するのは週に一、二回。
お気に入りのお店で貴重なランチを楽しみます。
もちろん感染症対策をきちんとしている安心できるお店限定ですので、選択肢は五指もありません。
今日も、足を向けたのは西新橋の南インド料理「ナンディニ 虎ノ門店」。
お店のSNSで気になっていた「オリンピック・カウントダウン・スペシャルメニュー」。
延期になってしまった東京オリンピックですが、ナンディニでは年間スケジュールの予定通りこの期間に限定で提供されるのです。
リモート会議が終わって、お店に着いたのは12時15分。
いつもなら出遅れて行列のタイミングですが、コロナ禍でさすがの人気店も閑散としています。
タニマチとして「買い支え」なければという気になります。
清潔な店内に、お客さんの入りは4割といったところ。
もちろん今日は、「オリンピック・カウントダウン・スペシャルメニュー」の一択です。
1,650円とランチとしては贅沢なお値段ですが、二枚目となるポイントカードを使えば、700円引きになるのです。
カトラリーは紙封筒に入って出てきます。
以前はテーブルの上に置いてありましたが、これもニューノーマル。
入口のレジ横以外に、各テーブルにも消毒液が用意されています。
ナンなど手を使って食べる料理もあるので、安心です。
最初にサラダが出てきます。
5分ほどしてプレートが出てきました。
南インド料理のオールスターキャストといったプレゼンス。
オリンピックの開会式に例えるなら
「インド選手団の入場です!」
といったところでしょうか。
バスマティライス、チャパティ、ウタパム、そしてプルカ(パパッド)。
バラエティ豊かな炭水化物たちにテンションも上がります。
「日替りスパイス炒め」は骨付きチキンです。
カレーは三種類。
「日替りカレー」はチキンクルマ。
好物のマトンカレー。
南インドらしい豆カレー。
ミールスには欠かせないラッサム。
チャットニ―。
もちろんデザートもワンプレート。
プルカを細かく割って、バスマティライスの上に。
まずはラッサムをひと口。
お楽しみの始まりです。
チャパティをちぎって、チキンの炒め物にディップして頂きます。
追いかけてくるスパイシーさがナイス。
日替りのチキンクルマにも。
濃厚な味わいに感動。
やっぱり美味しいここのカレー。
大好物のマトンカレーにはマトンがゴロゴロ。
バスマティライスの上にカレーをかけて、自分好みの味を作ります。
これが南インド料理の楽しみ。
色んなカレーの味や、肉の味が混じりあい、インド料理の小宇宙が誕生します。
まさにオリンピック記念に相応しい、ハイレベルの料理。
スポーツの祭典は、さながら曼陀羅の様相を呈して来ました。
半分ほど食べたところで、予想通り腹パンです。
残ったカレーを全てかけて、一気に寄り切ります。
デザートはナッツとジンジャーでした。
もちろんお会計はPayPayで。
ポイントカードで700円引きの950円と、お得なランチになりました。
お店を出たのは13時。
とうとう満席になる事もありませんでした。
大好きなお店に賑わいが戻る日はいつ来るのでしょうか。