2021年10月3日日曜日

【小江戸佐原散歩④】佐原土産は先週の川越に続いて二週連続で鰻 。老舗「うなぎ 長谷川」の美味しくてボリューミーなうなぎ弁当


「道の駅 水の郷さわら」で地物の野菜を買って、再び佐原市街に戻ります。
佐原の古い町並みの中心となる忠敬橋からなら歩いて5分ほど。
閑静な住宅街の一角、渋い塀に囲われた立派な旅館風の建物が「うなぎ長谷川」
創業は1831(天保2)年といいますから、200年近い歴史がある老舗。


お昼の営業終了直後でしたので、暖簾は下げられていました。


テーブル席と小上がりの店内は広々としています。
アクリル板による仕切りと、一部エリアの使用中止という感染対策が施されています。
お昼の最後のお客さんが、鰻を召し上がっていました。


3年前、水郷十二橋にサイクリングに行った時に、この店の支店「長谷川 与田浦店」で食べたことがありますが、本店は初めてです。
先ほど道の駅から予約の電話を入れておきました。
電話の応対も、接客も感じ良く、期待も高まります。
出していただいた熱いお茶を飲みながら、入口の椅子でしばし待ちます。
厨房から漏れ聞こえる会話も、家族経営を感じさせるほっこりとしたものです。


まさに出来立てのうなぎ弁当を受け取ってお会計。
上弁当税込3,000円
クレジットカードが使えるようになっていたのは、コロナ前にインバウンド観光客が増えたからでしょうか。


先週の川越に続き、今日もうなぎ弁当のお土産は息子たちにはサプライズ。
待ちきれない息子たちの希望で、早めの晩ご飯。


どこか懐かしさを感じるレトロデザインの包装紙を開け、お弁当とご対面。


蓋を開けると、お弁当のご飯を覆う大きな鰻が一尾。


山椒を振って、頂きます。


ご飯は、深めのお弁当箱にみっしり。
これは相当なボリュームです。
まだほのかに温かかったのですが、少し電子レンジで温めたので、出来立てのようになりました。
カリっと焼かれているのに、中はふんわり。
お弁当箱で蒸されても、きちんと本来の食味食感を残しています。
タレはやや濃い目ですが、ご飯が多いので丁度いいバランスです。
息子は
「ご飯が多いから、もう少しご飯にもタレがあると良かったな」
と言っていましたが、それは各自の好みでしょうか。
確かに追加でかけられるタレが付いていれば、尚良かったかもしれません。


半尾食べ終わりましたが、まだこんなに残っています。
ご飯の厚みがいかほどかは、この断面写真からわかるでしょう。


終盤かなり苦しくなりましたが、最後はなんとか寄り切りました。


大満足の晩ご飯。
やっぱり美味しい鰻は幸せな気分になります。

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長谷川うなぎ / 佐原駅
テイクアウト総合点★★★☆☆ 3.5

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