長かった「緊急事態宣言」が明けました。
外食は家族に限って徐々に解禁です。
今日は、地元の超人気店「中華ソバ 篤々」と昨日から決めていました。
季節のレア物、秋刀魚の煮干しソバが限定の裏メニューで供されるとSNSで知ったからです。
おそらく数が少ないだろうと踏んで、記名帳が店頭に出される7時を目掛けて車を走らせます。
お店に着いたのは7時4分。
既に二組の記名がありましたが、一回転目はギリギリ確定です。
11時の開店に合わせて、再度訪問。
あいにくの雨模様ですが、既にかなりの順番待ちとなっています。
店内に案内され、食券を購入。
「緊急事態宣言」のせいで、この二年間は訪問回数も減ったので、秋刀魚煮干しソバは本当に久しぶり。
一回転目の入店ですが、三組目ですのでラーメンが出来上がるまで15分ほど待ちました。
定番のレアチャーシューの上に山盛りの鬼おろしとスダチがのっています。
彩りも鮮やかで、食欲をそそります。
たまご好きの私が珍しく煮玉子を頼まなかったのは、鬼おろしとスダチと秋刀魚煮干しのハーモニーを感じるには、少し邪魔になるかなと思ったから。
スダチを鬼おろしの上にしっかりと絞って、準備は整いました。
絞った後のスダチを入れるお皿も用意してくれる、細やかな気遣い。
まずはスープをひと口。
確かに秋刀魚の風味ですが、主張としては控えめ。全体のバランスが良く、個性的な裏メニューが多いこの店では珍しいタイプです。
もちろん、とても美味しい。
今年はサンマを食べる機会がないまま秋が終わってしまいましたが、思わぬところでありつきました。
早速麺を啜ります。
鬼おろしが崩れないように、脇から麺を引き上げます。
その後、鬼おろしをそっと脇に寄せ、レアチャーシューにも箸を付けます。
鬼おろしをスープと一緒に飲んでみます。
秋刀魚と言えば、大根おろし。
合わないはずがありませんが、あえてラーメンと合わせるのは、さすが店主の創作力。
中盤に山椒を振って、味変。
最後に残ったスープは、もちろん残すわけにはいきません。
10分と経たずに完食完飲。
店主ご夫妻に「ごちそうさま」と謝辞を告げ、店を後にします。
地元だからこそ朝早くに記名できるメリットを、今回も享受しました。
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