インスタでフォローしている方がアップしているのを見て、ブックマークしていたお店です。
限られた出社日で新規開拓はコロナ前のようには進みませんが、今日こそはと意を決してニュー新橋ビルに向かいます。
2階に上がるのはいつ以来か覚えていませんが、いつの間にか中国マッサージ店だらけになっています。
お店にたどり着くまでに猛烈な客引きにあいましたが、そんな林立するマッサージ店の先に、行列が見えました。
お目当ての「海鮮居酒屋 大関」の開店を待つ人たちだと確認。
11時半の開店5分前でこの並びです。
暖簾が出ているのに、11時半を過ぎても一向に列が動かないので、既にアーリーオープンしているのかとも不安になりましたが、11時40分に奥さんが店先に出てきて行列が動きだしました。
どうやら開店が遅れていたようで、ホッと胸を撫で下ろします。
店先にランチメニューのサンプルが並べられています。
さば塩焼き、あこうだい粕漬焼き、まぐろステーキ焼、鮭ハラミ焼きなどがありますが、もちろん私は「まぐろ中おち定食(焼き魚付き)」の一択。
ランチは全品900円。
ライスは大盛やおかわりで小刻みなプラス料金が設定されています。
10人ほどで満席のL字カウンターに、先頭から順に奥から詰めて座るように案内されます。
無事一回転目に入ることができました。
カウンターには、御多分に洩れず、アクリル板の仕切りが設けられています。
居酒屋らしい短冊メニューや黒板には、店名通り海鮮を中心に気になる料理が並んでいます。
以前どんな店だったのかはわかりませんが、厨房は清潔に保たれていて、期待が高まります。
奥さんが、奥のお客さんから順番に注文を聞いていきますが、みなさん揃って
「中落、ご飯大盛で」
と注文。
私の前の女性だけが
「ご飯少な目で」
と言っていました。
私は
「中落、ご飯普通で」
とオーダー。
開店直後の若干の混乱はありましたが、入店から10分後にカウンター越しに、今どき珍しいアルミトレイにのった「まぐろ中おち定食」が渡されました。
インスタで見た、あの山盛りのまぐろ中落が、今私の目の前にあります。
赤身からトロのあたりまで、色んな部位の中落が混じっているようです。
ご飯は、やはり予想通り普通盛りでも丼茶碗に十分大盛。
もう一品の焼き魚は、鮭ハラミが付いてきました。
味噌汁とお新香。
そして、たまご好きの私には堪らない、生卵付き。
それからぶつ切りのまぐろ中落ににワサビ醤油をつけて、オン・ザ・ライス。
一回にこれだけのせても、全く心配のいらない中落の量。
実に贅沢な気分です。
鮭ハラミもオン・ザ・ライス。
脂がのっていて、これも実に旨い。
店先のサンプルにあったこれ単品の定食だと、相当な切り身のサイズだと思われます。
中トロのあたりもオン・ザ・ライス。
これだけでも、他店の半人前くらいはありそうです。
中盤で溶き卵を丼にインして、卵かけご飯にします。
かつて赴任していた大阪では、ランチタイム生卵サービスのお店が多く、毎回2個も3個も食べていたことを思い出しました。
私がとても幸せで、そして愚かだった時代です。
卵かけご飯に着手したものの、まだ中落は半分残っています。
ご飯は半分を切っています。
もちろんTGKにも中落をオン・ザ・ライス。
ここからは、ライスコントロールの手腕が問われる局面です。
最後は完全にTKGよりもまぐろ中落が多くなってしまいましたが、こんな贅沢はそうそうできることではありません。
うれしい悲鳴とは、このことです。
すっかり、腹パンになりました。
久しぶりのB級グルメ新規開拓はSNSの友人のおかげで大成功。貴重な出勤日のランチを有効に活用できました。
今日は暑いので、スタバでフラペチーノを飲んでから会社に帰ることにします。
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