Udama谷町baseのうどん、寅屋天満のもつ焼きと大阪ソロ活を楽しんでだ私は、興が乗って更にもう一軒ハシゴ。
天満市場でお土産の塩昆布を買ってから、天五中崎通商店に足を向けます。
アーケードに入ってすぐの左手に、私が個人的には大阪一うまいと思っているたこ焼き屋があります。
その名も、ズバリうまい屋。
昔ながらの家族経営で、アットホームな下町の接客にホッコリするお店です。
大阪を訪ねて来た友人にも必ず薦めていた名店。
店頭で焼くたこ焼きの良い香りが商店街のアーケードに広がっています。
昭和の雰囲気が色濃く残るお店は、私にはとてもノスタルジック。
イートインで頂くことにします。
かつてこの町に住んでいた頃と同じように、たこ焼き一人前とビールをオーダー。
「焼き上がるまで10分ほどお待ちください」
と言われたのでビールは先に持ってきてもらいました。
とはいえ、5、6分でたこ焼きが焼き上がり、運ばれてきました。
ここのたこ焼きは生地にしっかり出汁の味がついているので、そのままで頂くのがベスト。
外はカリっと、中はフンワリ。
言うは易く行うは難し、の老舗名店ならではの熟練の技。
と言いながら、つい卓上のソースも使って味変してしまいました。
これはこれで美味しいのです。
終盤は再びそのままの味で。
店内のテレビからは大阪ローカルの年末番組が流れています。
それをBGMに、ゆるりと昼下がりのひとり酒の仕上げ。
大阪赴任時代も、ここに来るのはやはり土日の昼酒やラーメンの後の仕上げでした。
あの頃は本当に充実していたな、とまたノスタルジックな気分になりました。
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