先日仲の良いI君と飲んだ時に教わったお店です。
「僕、最近の昼メシって、ここばっかりなんですよ」
と言うのです。「本陣房の隣だから、絶対知ってるはずですよ」
と言われますが、そういえばそんな店があったような、というおぼろげな記憶。
聞けば、北海道料理の居酒屋で、惣菜が取り放題、メニューが定番と日替わりがあるらしく、使いこなすにはいささか技が必要なようです。
そこで出社日の今日、I君と約束してお店の前で待ち合わせします。
「少しのことにも、先達はあらまほしきことなり」
という徒然草の教えに従います。
料理が無くなるので本当は早めがいいそうですが、I君の仕事の都合で12時半の待ち合わせ。
お店に着いて思い出しました。
そういえば、ここは昔、日本酒の利酒センターみたいな場所だったような気がします。
あまり自分の興味の対象ではなかったので、スルーしていましたが、その後お店が変わったようです。
「ご飯と晩酌 いの吉」。
「北海道の地酒と家庭料理」というコンセプト。
オープンエアなスタンド居酒屋です。
ランチメニューは鶏ザンギという北海道民のソウルフードでもある唐揚げ、ぬかさんま、週替わりのラインナップです。
I君のいう通り、看板に書かれた「お惣菜各種・ご飯・お味噌汁おかわり無料!」という文字に期待が高まります。
オーナーのママさんが一人で切り盛り。
まず彼女にメインのおかずの注文を告げるのがスタート。
店内の黒板を見ると、今日のおかませとして生ラムジンギスカン風、更に塩鮭、塩サバもあるようです。
我々は生ラムジンギスカン風をオーダー。
カウンターにはお惣菜が並んでいます。
日によって内容も変わるそうです。
栄養のバランスも良く、好物の納豆があるのも嬉しい。
カウンター席が空いたので、店内に移動します。
ご飯と味噌汁も出てきます。
ご飯のデフフォルトがこの量なら、少なめにしてもらうべきでした。
生ラムジンギスカン風も出てきました。
「風」、というのはジンギスカン鍋ではなくフライパンで焼く家庭料理だからでしょうか。
料理が整いました。
この顔ぶれで、メインのおかず以外は全ておかわり無料という高コスパランチ。
もちろんジンギスカンはオン・ザ・ライス。
これはご飯がススム君。
I君が勧める、辛味漬物を納豆と合わせた食べ方。
やはり先達はあらまほしきことなり。
味噌汁のお代わりは予定通りです。
13時前にご飯がなくなってしまって、本日の営業は終了。
お客さんは常連さんが多いようで、女性お一人様も意外といました。
新橋オヤジビルのおかわり放題のスタンド居酒屋というと、女性客は敬遠しそうですが、気さくなママの人柄に惹かれてくるのかもしれません。
PayPayが使えました。
1,000円ポッキリのユニークで美味しいランチでした。
ちなみにランチは火水木飲みの営業。
また来ます。
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