今日は職場の先輩後輩と結成している「餃子っていいね!の会」の久しぶりの会合。
前回はコロナ禍を含め9年ぶりに飯田橋「おけ以」で開催しましたが、今回はそれから1年2か月後の開催となります。
音頭を取ったのは私。
京成立石駅北口の再開発が本格化し、立ち退き予定の飲食店も7月いっぱいでお店を閉めることになったので、その前に老舗の名店「蘭州」にお別れを告げに行こうという企画です。
私の通勤路線でもあるので、日々の変化は知っていますが、こうして下車して町を歩くと、いよいよこの景色ともお別れだな、と実感します。
恐らく京成曳舟駅のような雰囲気に変わるのでしょう。
「蘭州」のご主人も持病の腰痛が治らず、長期休業なのはわかっています。
それでも一縷の望みを託してお店を訪れましたが、やはり休業のまま。
その想定で、「三度の飯より餃子が大好き」な会長のH先輩にご納得いただけるであろうオルタナティブチョイスのお店にご案内します。
蘭州から1ブロックほど北、再開発からギリギリ逃れるエリアにある「張小姐餃子」(チョウサンギョウザ)です。
コロナ禍直前の2019年秋にオープン。
建物は古いですが、店の設えが新しいので立石ニューカマーだとわかります。
苦労もあったでしょうが、今では地域に定着したようです。
私は1年2か月ぶりの訪問。
ホッピー派の私ですが
「餃子と言えば、ビールだろ」
というH先輩をリスペクトして(怒られると怖いので 笑)生ビールをチョイス。
後輩のI君と三人で乾杯です。
料理のチョイスは会長にお任せします。
「家庭的な味で、なんでも美味しいですよ」
私は一言だけコメント。
遅れて来る後輩S君を待つ間、定番の焼き餃子をつまみます。
3皿のうち一皿は三鮮餃子。
焼き餃子はやや寸胴系の丸みを帯びたシェイプ。
皮が厚く、外側がカリっと焼けているのに反対側がモチっとした柔らかさをキープしているので、異なる食感が楽しめる味です。
三鮮餃子はエビ・ニラ・卵で三鮮、更に木耳も入った餃子です。
二杯目は大好きな黒ホッピーにチェンジします。
結構ナカが多いのが嬉しい。
そこへ後輩S君が到着し、二度目の乾杯です。
俄然盛り上がってきました。
私はナカをお代わり。
料理に忙しい奥さんをサポートしながらホールを一人で仕切るご主人が、気前よくナカを入れてくれます。
S君の為に、焼き餃子と三鮮餃子を追加します。
そこへ水餃子も出て来ます。
水餃子は餡がたっぷり。
茹でられることで、厚手の皮のもっちり感が強調されます。
餃子にうるさいH先輩も満足の一品。
再びナカのお代わりを頼もうとご主人に声をかけたら、
「そんなに飲むなら、ボトルの方がお得ですよ」
と教えてくれました。
かわいい300mlサイズの金宮(750円)です。
確かにナカ一杯250円ですから、納得です。
餃子でエンジンが暖まったところで、一品料理に移ります。
この店は奥さんの家庭料理がウリ。
大鍋を振るようなお店ではなく、フライパン料理なのです。
空芯菜炒め。
この店の名物、塩味のピーナッツ。
メニューにはありませんが、お酒が進む味。
ニンニクが入ったキュウリと豆腐の皮の和え物。
さっぱりした食材に、パンチのある味付けが美味しい。
ゆで豚薄切りニンニク醤油掛けはお酒のつまみに最高。
私の大好物、トマトと卵の炒め物は、トマトがたっぷりでヘルシー。
蘭州にお別れのご挨拶を告げられなかったのは残念ですが、メンバーみんなに喜んで貰えるお店にお連れできて、幹事の私は胸を撫でおろします。
お店の前でオッサン4人は記念撮影をして、一次会は終了です。
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