2025年8月5日火曜日

ニュー新橋ビル地下「牛かつ おか田」に15年振りに訪問。美味しいけれど新橋サラリーマンには色んな意味で高すぎる1,800円の牛ロースかつランチセット

 

いつでも来れると思っていると、いつの間にかすごく間が空いてしまう店があります。
そんな店の一つ、ニュー新橋ビル地下の「牛かつ おか田」を訪れてみました。
最後に来たのは2010年1月ですから15年半ぶりということになります。
途中に大阪転勤やコロナ禍があったとはいえ、足が遠のく理由はあるはずです。
炎暑の中、会社のある東新橋からJR新橋駅を抜けるだけで汗びっしょり。
「行列があったらやめよう」
と思って、地下に向かう階段を降りると、いつもなら中段まで伸びている行列がありません。
12時半とはいえ、先客は無くすぐに案内されて拍子抜け。
足が遠のいていた一つ目の理由はクリアされました。


創業30周年の祝い花が店頭に飾られていました。
私がこの店に始めた来たのは2003年だったと思うので22年前。
その時点で創業8年目にしては古いと感じたのは、おそらく古い喫茶店の居抜きと思しき内装からだったのかもしれません。


メニューを見ると定番の牛ロースランチかつセットは1,800円になっていました。
2010年の1,200円と比べても意味が無いのですが、総合的に考えて1,800円はどうしても高いと思ってしまう二つ目の理由は残念ながら変わっていませんでした。


「30秒で揚がります。お待たせしません」
という貼り紙も、通常は20~30分待つことを考えれば、虚しいキャッチフレーズ。


一人なのでカウンター席に案内されました。
喫茶店の居抜きかどうかは確証はありませんが、食事をするにはカウンター席は椅子が高すぎ、テーブル席は机が低すぎるという不具合が三つ目の理由。


オーダーは定番の牛ロースランチかつセット
マヨソースかつ丼おろしポン酢かつは食べたことがありますが、ほぼ毎回牛ロースランチかつセットを注文します。


未だに設置されているアクリル板を見ると、コロナ禍時代も遠い昔のように感じます。


小皿に醤油と特製ソースを注いでスタンバイ。


そこへ牛ロースかつが出て来ました。
さすがに30秒ということはなく、注文から3分ほど経っていました。


180gのサイズは昔と変わらず存在感があります。


ライスは必要十分な量ですが、お代わりが一回まで無料というのは、「令和の米騒動」真っ只中にあって、有難いサービスです。


味噌汁もついて、1,800円。


新橋サラリーマンなのに、15年振りのご対面です。


まずは揚げ加減を確認。
牛かつならではの美しいレア。


最初は特製ソースをつけて、もちろんオン・ザ・ライスで頂きます。
ご飯との相性は抜群。


続いては山葵醤油で。
これも実に牛かつに合います。


特製ソースにも山葵で食べてみます。


牛かつは、自らの熱で時間の経過とともに次第に色が変わっていきます。
ゆっくり味わって食べたいけれど、これも悩ましい所です。


お隣に座っていた男性が「ご飯半分ください」とお代わりをリクエスト。
「半分」という言葉にビビットに反応した私は、同じリクエストをホール係の女性にお願いします。
「ご飯お代わり」という罪悪感と、「ご飯お代わり無料」というお得感が私の中でせめぎ合った結果の妥協の産物です。
出てきたご飯は一杯目の三分の二はありました。


美味しい牛かつをお代わりご飯まで頼んで堪能しました。
それでもなお、この場所でこの雰囲気で1,800円はやはり高いと思ってしまいます。
足が遠のいていた自分なりの理由が改めて確認できた15年振りの「おか田」のランチでした。

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牛かつ おか田牛料理 / 新橋駅汐留駅内幸町駅
昼総合点★★★☆☆ 3.4

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