今年の初めにオープン以来連日の大盛況。
土日に天満でディズニーランドのような行列が出来るのは、まるで天五の寿司屋春駒のようです。
リサーチに来るなら平日の夜しかないなと思い、ようやく訪れました。
あの丸亀製麺を始め複数ブランドを経営する外食産業のトリドールがプロデュースした新業態。
高級なイメージのある対面式の天ぷら店を、驚くべき低価格で実現したお店。
関西地区からの展開です。
さすがに平日の夜でしたから、店の外に行列はありませんでしたが、店内で5分ほど待ちました。
明るく清潔な店内。
もちろんカウンター席。
目の前には揚げ立ての天ぷらを待ち受けるセットが用意されていました。
天四まきの定食という店の名を冠した基本セットが690円。
カウンターに座ると、目の前で板さんが天ぷらを揚げています。
目の前で天ぷらを揚げる、という演出を取り入れているファーストフードの代表格は天丼てんやですが、まきのは先行するてんやのプレゼンテーションを更に進化させ、順々に揚げ立てが出てくるという、庶民憧れの天ぷら割烹スタイルを驚きの価格で提供することにしたのです。
他のお客さんは定食を召し上がっていますが、私は晩酌。
徹底調査のためには出資が必要です。
当店最高値の十品盛り900円を注文。
今、この瞬間、私はこの店で最も高いオーダーをしたはずです。
もちろん瓶ビール。
更に上値を狙います。
卓上のゆず大根の漬物をつまみながら天ぷらを待ちます。
一回目の揚げ立て天ぷらが来ました。
揚げ鍋はエリアごとにあるので、担当エリアごとに同じタイミングで座ったお客さんの進行状況をコントロールしながら揚げているようです。
大きな野菜かき揚げ。
舞茸。
茄子。
その向こうにはオクラ。
海老が出てきました。
下手に品種偽装などしていないのが潔いです。
タグ付きでこの値段で出来るわけがなく、それは訪れるお客もわかっているはずです。
塩でいただきます。
エビ好きの人のために、蝦が3本入った海老天定食もありました。
必要十分の味。
好物のキス。
これも塩と天つゆの両方で食べてみました。
最初に出て来たれんこんの上に続々と色んな天ぷらが出て来たので、ようやく着手できました。
飲みながらゆっくり食べる私には少しペースが早いと感じましたが、定食でご飯と一緒に食べる人には丁度良いでしょう。
さすがにお客さん一人一人のペースに合わせて揚げるほどのサービスは望むべくもありません。
もうちょっと飲みたかったので日本酒を冷酒で。
残念ながら焼酎はありませんでした。
カレイ。
とりもも。
魚介が続いたので、ここで味の変化。
〆はイカ。
これはどのコースでもお決まりのようです。
ビッグサイズ。
さすがに満腹です。
プチ贅沢な気分で飲んで食べて、お会計は1,780円。
このお店では相当豪快な飲食をしたことになります。
飲食店の激戦地天満で、行列の嫌いな大阪人が並ぶ店。
定食ならばご飯と味噌汁はお代わり自由と言うサービスも付加し、CPを重んじる浪速っ子のハートを鷲掴みにしているようです。
↓ クリックお願いします(^^)/
にほんブログ村
B級グルメ ブログランキングへ
まきの 天神橋四丁目店 (天ぷら / 天満駅、扇町駅、天神橋筋六丁目駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.4
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。