昨夜の飲み会、とりわけ2軒目のARLAZI (アルラージ)でハードリカーを飲み過ぎたせいか、今朝は朝から胃が重たい感じ。
鋼鉄の胃袋を誇る私も、今日ばかりは胃に優しいものを食べなければ、と足を向けたのは福島の亜州料理チョウク。
水曜日の日替わりは潮州肉骨茶。
大好きな東南アジア料理を出してくれるこの店ですが、今日の日替わりは、まさに私にぴったり。
カウンター席に座って年始のご挨拶。
もちろん注文は潮州肉骨茶(バクテー)。
マレーシアの港湾労働者向けのスープ料理。
漢方の入った薬膳仕立てで、滋養のある汁ぶっかけご飯、といったところでしょうか。
八角やにんにくなど、今日の私が欲している食材が優しい調理方法で出て来ます。
元気な時でも好きなメニュー。
まずは熱い烏龍茶が出て来ます。
湯呑の中に茶こしがあり、料理が出来るまでの間にお茶が出る仕組み。
ほどなく肉骨茶も出て来ました。
今日の肉骨茶は漢方が少ない潮州式の白系スープ。
そうとは知らず、最初は
「黒で」
と頼んでしまった私。
「すいません、黒の福建式は再来週なんです」
今日は漢方の濃い方が良かったなぁ、と思うほど今日の私は不調。
ご飯はジャスミンライスにしてもらいました。
ちょっと多いから少な目が良かったかも。
茹でた青菜に味噌だれがかかっています。
ほのかな甘みも感じるお醤油には唐辛子。
トロトロに煮込まれて身離れの良い豚のスペアリブをこの醤油につけてオン・ザ・ライス。
コラーゲンもたっぷりです。
スープを一口。
弱った胃に優しく働きかける薬膳ならではの味わい。
ご飯にも少しかけていただきます。
何でも混ぜた方が美味しいのがアジアン。
ご飯も多いし今日は食べれるかなぁ、と思っていましたが、やっぱり汁物、しかも薬膳だけに、きれいに平らげて、身体も覚醒してきました。
最後に烏龍茶もお代わり。
店に着いた時よりも格段に調子よくなった私は、
「今年も宜しくお願いします」
と謝辞を述べて、会社に戻りました。
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