支社のB級グルメ仲間でもあるK局長から教わった店。
かつ丼専門の神戸発祥の古い店らしく、彼が神戸支社時代よく通ったそうです。
最近、多店舗化で大阪市内にも数店舗出店し、ここはそのうちの一つ。
かつ丼吉兵衛東梅田店。
全国丼グランプリなんてものがあるとは知りませんでした。
普通の玉子とじかつ丼以外にソースかつ丼や韓辛味噌マヨかつ丼などもあるようです。
まずは入口の券売機で食券を買います。
玉子2個というのがあると聞いていましたが、たまご好きの私は3個はないものかとメニューを矯めつ眇めつ眺めます。
さすがに玉子3個はありませんでしたが、温泉玉子1個追加というのがありました。
これで形は違えど3個は実現です。
赤だしも頼みました。
本店は神戸三宮のセンタープラザ西館。
餃子を食べに行ったことが何度かありますが、この店の存在を見過ごしていました。
道具屋筋の店は、今にして思えば見覚えがある気がします。
カウンター席へ。
K局長から聞いていた神戸の本店のイメージからすると、随分と綺麗なお店です。
店内を見渡すとメガ盛り好きの中枢神経を刺激しそうなメニューがありました。
15時以降時間無制限の食べ放題定食980円。
国産もちぶたのロースカツとほかほかご飯が食べ放題。
更に国産もちぶたミンチカツも食べ放題だというのです。
私の横に座っている人が食べているのはこれだとわかりました。
とはいえ、とんかつですから、そう沢山は食べられないと思いますが、元メガ盛り好きとしては気になるところ。
更にメガ盛りサラダ。
通常量の4倍。
私はこれを食べたほうが良さそうです。
それにしても「ゴゴゴゴゴゴゴゴ」という擬音は何を意味しているのでしょう。
活丼。
30年以上前の創業期から、本店の名物おっちゃんが頑張って今に至った経緯が書かれています。
そういえばK局長や営業のM部長からおっちゃんの話を聞いたことを思い出しました。
しばらくして、お待ちかねの玉子とじかつ丼並盛玉子2個温玉トッピングと赤だしが到着です。
期待通りのビジュアル。
赤だしは好物なのです。
並盛にしたので、丼自体の大きさは想定内。
温玉の存在感。
券売機の前の限られた時間で、玉子を3個にするために我ながら見事なソリューションを思いついたものだと改めて感心しました。
卓上の塗箱には沢庵。
当然食べ放題です。
まずはとんかつの断面を確認。
サクッとした衣に包まれたとんかつは程よく火が通っています。
温玉に箸を入れて流出させます。
かつ丼本来の綴じ玉子を侵食するかのように勢力範囲を広げる温玉。
サクサク衣に綴じ玉子を纏ったカツをその温玉の中心にディップして頂きます。
これだっ!
と思わず大声を上げそうになりました。
同じ玉子の半熟ながら、似て非なる味わいが高い次元でコラボ。
もちろんカツと玉子は元々合いますから、素晴らしい創作力を自画自賛です。
ご飯にもディップ。
温玉から玉子本来の甘みが感じられ、これまた甘辛醤油の綴じ玉子だけでは味わえない広がりと深み。
この動作を反復しつつかつ丼を食べ進みます。
玉子にばかり気がいってしまいましたが、とんかつももちろん美味。
この価格で国産もちぶたを使用するこだわりはなかなかのもの。
安かろうでは済まさないおっちゃんの心意気が今も息づいているのでしょう。
並盛だから大したことはない、と思っていましたが中盤にぐっとペースが落ちました。
やはりもう若くはないのです。
山椒を振って味に変化を。
無事完食しました。
次回は食べ放題定食に挑戦してみようか、と思いながら南森町の自宅に向かって歩き始めました。
炭水化物ダイエットはどこへ行ったのでしょう。
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吉兵衛 東梅田店 (かつ丼・かつ重 / 中崎町駅、梅田駅(阪急)、梅田駅(大阪市営))
夜総合点★★★☆☆ 3.3
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