同僚のM部長、Y部長と一緒に会社を出ました。
「希望、ある?」
ランチの仕切りは私がする暗黙の了解となっています。
「軽めがいいですかねぇ」
とY部長。
「じゃあ、魚いくか。絶対入れる店に」
12時を過ぎると人気店は行列。
そんな新地界隈で、美味しいけど並ばない穴場の海鮮系ランチを食べさせてくれる割烹があります。
新地本通りの花直の向かいのビルの一階。
細い通路の行き止まりです。
割烹味菜。
L字カウンターと、奥に座敷。
そこそこのスペースですが、ランチライムは混んでいないので大人数でも困ったときの救世主。
だからといって美味しくないわけではありません。
お昼は会席で女子会を楽しむOLやマダムが利用するお店。
我々リーマンは1,000円の定食を頂きます。
私は焼き魚のブリ塩焼きを頼みました。
見越しでは焼かないので、少し待ちます。
魚が焼けた頃に定食のセットが出てきます。
続いてお魚。
全体像はこんな感じ。
味噌汁は、味噌汁マニアの私がお代わりする味。
ご飯は少なめとお願いするのを忘れました。
割烹とはいえ、大阪。
デフォルトの盛りは多いのです。
お新香とサラダ。
ここのサラダはいつもコールスローなのが、割烹ランチとしては不思議な感じ。
ブリ塩焼きは尾の部分。
かなり大振りです。
付け合せの大根おろしとじゃこ。
これはご飯にかけて食べたい感じ。
ということで、当然ながらオン・ザ・ライス。
そして予定通り味噌汁をお代わり。
同僚のM部長、Y部長を待たせてまでのわがままな振る舞い。
マネージャー3人で、遠く離れた都の噂話。
どれだけ交通機関やインターネットが発達しても、500キロという物理的距離はこれから先何百年経っても埋まることはありません。
地政学的な文化や価値観の違いもさることながら、本社と支社のギャップを作っているのは本当は誰なんだろう、と改めて思いました。
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