久しぶりに足を向けたのは宇和島。
四国は愛媛県、南予地方にある宇和島は、豊後水道と太平洋を望む、海の幸の宝庫です。
その宇和島の郷土料理を食べさせるお店。
満席でしたが、3、4分でカウンター席が空きました。
ランチメニュー。
小鉢にあら大根とじゃこ天が付いた、ちょっと贅沢なAランチ(鯛めし)にしました。
なかなかのボリューム。
ご飯はお代わりが一回まで無料ですが、それは禁じ手。
出汁に浸かった鯛のお造りに生卵が入って、たっぷりの海苔がかかっています。
これが南予スタイルの鯛めし。
同じ愛媛県でも中予の松山では鯛めしといえば炊き込みご飯。
その違いを4年前に四国一周ツーリングをした時に、松山在住の先輩に教わりました。
あら大根。
ぶりならぬ鯛のあらというのが、これも宇和島。
そしてこれも名物のじゃこ天。
ツーリングの途中、佐田岬の道の駅で食べたことを思い出しました。
もちろん宇和島の食堂でも。
味噌汁はあら汁でした。
鯛めしの元となる出汁の生卵を粗めに溶きます。
たまご好きの私には、たまらない料理。
これくらいでOK。
たっぷりとご飯にのせて。
最初は汁を控えめで。
二回目は残った汁を全部かけて、出汁茶漬け風に。
ご飯のお代わりをしたいところをグッと我慢。
完食完飲です。
大阪に転勤してから購入したバイクでの初めてのロングツーリングが、4年前の夏休みの四国一周でした。
松山を出て、佐田岬の先端まで行って戻ってきたら宇和島まで走るのが精一杯だったことや、四万十で40度を超える猛暑に遭遇したことなどが思い出されました。
楽しい大阪単身赴任でした。
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