「坂本龍馬ゆかりの地」と看板が貼られた京急線の駅のコンコースで待ち合わせ。
激シブの居酒屋がひしめく下町に、なぜか坂本龍馬の銅像。
一軒目は駅を出て立会川沿いに第一京浜を渡ります。
昭和居酒屋好きには知られた名店、鳥勝。
いつも混んでいて、ご常連も振られることが多いという難度の高い店ですが、今日は運良く入れました。
最近二回は連続して成功です。
なんともセピアな空間と、短冊のメニューは何度来ても惚れ惚れ。
ここのナカは非常にレアなダイヤ焼酎で、ご常連はボトルでキープしてセンベロ飲みです。
まずは乾杯。
実に味わい深い短冊メニューを眺めながら、組み立てを考えます。
ここはドリンク以外の注文は紙に書いて渡す方式。
書いた紙をカウンターの奥さんに渡すのです。
生野菜シングル。
要はサラダですが、ネーミングも盛り付けも味わい深い。
牛煮込み。
鮮度のいいモツだとわかるプリプリした食感。
味噌仕立ての汁に濃厚な旨味が溶け込んでいます。
食肉市場が近いので、このあたりは昔から旨いモツを食べさせる店が多いのです。
センマイ刺。
ピリ辛のタレに浸けて。
センマイ独特の食感が実に心地良い。
お替りは、自分でジョッキを持って奥さんのところへ行き、ナカを注いでもらったら、製氷機の氷をセルフで投入。
こんな作業も楽しいお店。
本当はダイヤ焼酎をボトルで入れたいのですが、自宅とは逆方向なのでそう頻繁には来れませんし、振られる確率も高いので、なかなか踏み切れません。
ハラミステーキが出てきました。
煮込みの４９０円に次いで高額の４５０円。
塩コショウベースのシンプルな味ながら、タマネギの甘みとハラミの味が素晴らしいコラボ。
注文は第二ラウンド。
串物を頼みます。
ハツは塩で、シロ、カシラ、パイはタレで。
一本８０円。
素晴らしい値段と、値段からは想像できない旨さ。
立会川に住みたいと思ってしまいます。
ドリンクは酎ハイにチェンジ。
再び奥さんにナカを注いでもらい、炭酸を受け取って席に戻ります。
旨いもつ焼きを味わいながらアルコールも進み、エンジンは暖まりました。
二軒目の激シブ店もプランニングはできています。
順調な滑り出しに、今日の忘年会のボルテージも上がります。
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