香港最終日の夜は、ビクトリアピークから100万ドルの夜景を見ようという企画。
ピークトラムの乗り場は土曜日に覗いた時よりは遥かに行列は短いものの、かなり待ちそうな予感。
結局乗車まで1時間10分待ち。
まるでディズニーランドのようです。
展望台の入場券とセットになった片道切符を買って乗車します。
帰路は路線バスで帰る考えです。
ケーブルカーが入線してきました。
一回に運べる人数も限られているので、どうしても時間がかかります。
ケーブルトラムは急斜面をグングンと高度を上げて登っていきます。
たちまち、香港の高層ビル群は右手の遥か下方へ。
約8分の乗車時間。
あっという間に頂上駅に着き、展望タワーの屋上へ上ります。
狙った通り、夕暮れ時に到着。
昨日は尖沙咀から見た夕暮れを、今日はビクトリアピークから。
個人旅行ならではの、自由度の高いプランです。
展望台の真下はかなりの急斜面。
香港の街が、いかにこの急斜面と共生してきたかがわかります。
次第に暮れなずんできました。
日が落ちると一気に暗くなり、美しい100万ドルの夜景が現れます。
昨夜スターフェリーから眺めた夜景とは、趣を異にする美しさ。
夜景を満喫した私たちは、トラムほど待たなくて済む路線バスで山を下り、中環駅へ出ます。
地下鉄で太子駅へ。
駅からほど近いレストランに向かいます。
ローカルにも観光客にも人気の飲茶の店一點心。
昼に続き、夜も飲茶です。
受付で人数を告げて番号札と注文表を受け取ります。
人気店なので並ぶのですが、その間に食べたいものを注文しておくのです。
メニューには日本語表記もあるので安心です。
もちろん翻訳がおかしいものがありますが、それはご愛敬。
20時半を過ぎていて、お腹も空いています。
皆でかなり悩んで料理を選びました。
40分待って入店です。
店の前の椅子に座れたのと、料理をあれこれと悩んだおかげで、あまり待った感じはありませんでした。
先ほど店先で睨めっこしたメニューがテーブル敷になっています。
お茶はジャスミン茶。
着席すると、注文した料理が一気に出てきます。
豚肉焼売。
ビーフミートボール。
ミッシリと詰まっていて、肉そのものの旨味を感じます。
蓮の葉に包まれた大きな粽。
腸粉。
種類が選べますが、豚肉を選びました。
チキンライス。
腸粉同様、テーブルに置いてからお醤油をかけてくれます。
チキンスープの味のご飯に大きな蒸し鶏がのっています。
海南鶏飯のような感じです。
大根餅。
昼も食べましたが、飲茶では欠かせないアイテムです。
テーブルの上はあっという間に賑やかになりました。
そして、まだ全部出てきているわけではありません。
食べる間もなく更に続々と出てきます。
蒸し青菜。
野菜餃子。
半透明の皮が良い感じ。
彩りの良い野菜がたっぷり入っていて、見た目も食感も楽しい一品。
ランチの飲茶には無かったので、どうしても食べたかった海老餃子。
海老のすり身と丸ごとの小海老も入って、プリプリの食感。
粽はかなりのサイズ。
もちろん具沢山。
どっと出てきたので、追いまくられるように食べて一気にお腹が膨れました。
様子を見て追加でも頼めるのかもしれませんが、それは未確認です。
デザートはマンゴーカスタードロール。
冷蔵庫で冷やしてあるのか、ひんやりと冷たく口がさっぱりします。
美味しいのですが、一同満腹で食べ切れず持て余していると、優しい店員さんがお持ち帰り用にプラスチック容器に入れてくれました。
これだけ食べてお会計はHKD270。
素晴らしいコスパです。
店主と思しき男性は、片言の日本語を話しますが
「オイシカッタデスカ?マタキテクダサイ」
と声をかけてくれました。
全体的に味は濃い目なのは、お昼に行った蓮香居同様、ローカルフード特有の味付けなのかもしれません。
本当ならビールを飲みながら食べたかったところですが、そういうスタイルのお店ではないようです。
とはいえ、美味しくて接客も気持ちよく、コスパも良いので人気なのがわかるお店でした。
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