今日は午前中赤坂で打合せ。
終わったら13時になっていました。
レイトランチはこの辺りで食べようと思い、老舗中華赤坂榮林へ。
和モダンな店内は、ピークを過ぎていたので、お客さんも少なく、スムーズに入店です。
風邪をひいてしまった私は、身体の芯から温まるために汁そばからチョイス。
どれも美味しいので迷いますが、榮林といえば、やはり元祖榮林酸辣湯麺。
今日も昨日に続いて20度超えの東京なので
「汗をかくかな」
と、ちょっと躊躇いましたが、むしろ身体の芯から温めた方が方が良かろうと注文しました。
聞くところによれば、酸辣湯麺は中国にはなく、ここ榮林の厨房でまかない料理として生まれ、麺好きの日本人の心を捉え、定番の逸品となったそうです。
だから「元祖榮林酸辣湯麺」とこの店では呼んでいるのです。
程なく出てきた酸辣湯麺は、今や日本のどこでも見慣れた定番のビジュアルですが、老舗高級中華だけあって、上品なプレゼンス。
まずはスープをひと口。
さわやかな酸味とラー油の辛味が秘伝のスープに卵で閉じ込められています。
もっと酸っぱい、あるいはもっと辛い酸辣湯麺を出す店もありますが、ここの「酸辣」のバランスはビジュアル同様、品の良い感じです。
細めの卵麺との相性もバッチリ。
とはいえ、餡で閉じ込められたアツアツのスープが絡む麺は、猫舌の私には熱すぎて危険。
慎重に少しずつ口に運びます。
いつもの「汁ハネ」リスクも避けなければいけませんから。
具も一緒に食べれば、実に美味。
次第にじんわりと発汗してきます。
スープも全部飲み干したい位美味しいですが、そこはカロリーや塩分を考えて我慢。
でも、風邪対策としての効果は十分ありました。
ポカポカになったので、心なしか身体も喜んでいるような気がします。
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