居酒屋「秀」を出て、立石駅の北口側を散策します。
すっかりお店が減った「呑んべ横丁」や、定休日の「鳥房」、笑えるお店の「とっちゃんぼうや」などをご案内。
開いていれば是非とも訪れたかった餃子の「蘭州」は、まだご主人の腰痛が良くならないのか、休業のままです。
面白いお店を紹介したくて、地下道を潜って再び南口側へ。
住宅街にポツンと明かりが灯る ゑびすや食堂です。
その名の通り食堂で、朝から営業していますが、お客さんは地元の飲兵衛たちで占められています。
朝から飲む人も多いそうですが、さすがに私はそれを目撃したことはありません。
店内は、いったいいつのものなのか不明な古い食品サンプルが大量にディスプレイされています。
先客は中年男性三人組。良い具合に出来上がっているようです。
壁には短冊メニューとホワイトボード。
食事メニューはもちろんありますが、やはりツマミ系が目立ちます。
下町の食堂にありがちな、獣道的な進化形態を、この店も辿ったといえるでしょう。
20時半ラストオーダーなので、あんまり時間はありせん。
ここに来たら私は酎ハイ。
グラスに注がれたナカにウイルキンソンの強炭酸を一本注ぐと見事に摺り切りになるのが楽しい。
今日三度目の乾杯。
つまみは、私のわがままでハムエッグ。
今日はたまごを食べていないからです。
今日一日のはしご酒の反省会をしながら、酎ハイを飲み、ハムエッグを分けます。
ラストオーダーのコールがかかったので、お会計。
二人で880円という、センベロならぬゴヒャクベロ。
二人ともゴキゲンな気分で京成立石駅で解散しましたが、私はこの後、痛恨の乗り過ごしとなるのです。
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