休暇を頂いて里帰り。
大阪勤務時代にお世話になった後輩のK君と奥さんと、彼らのホームグラウンドである福島で一献です。
あいにくの激しい雨。
しかもG20前夜とあって、大阪市内はどこもかしこもちょっと大袈裟な位の厳戒体制です。
待ち合わせたのはJRガード下の飲食店街の二階にある「バリバール」。
店の前にも警察車両が止まっていて、まるで事件があったかのようですが、逆に極めて治安が良いとも言えます。
狭い階段を上がって、二階へ。
ガード下の二階ならではの天井の低さと電車の振動も、むしろ心地良い雰囲気です。
この店のマスター鹿田氏の名前に因み、メニューは可愛いバンビ。
「美味しいパスタと鹿肉の店 ちょっとだけアジアン」という謳い文句のお店です。
「タベルナ バンビーノ」と店名を変えるはずが、諸般の事情により、そのままになったとか。
マスターは私が大阪赴任中から私のブログを読んで下さっていたらしく、「よく参考にさせてもらってました」と緊張気味におっしゃいます。
不思議なご縁に感謝。
撮影・掲載許可済み |
まずは生ビールで乾杯です。
私のたまご好きを知る後輩のK君の勧めで料理をチョイス。
最初は卵のファルシ 海老とアンチョビ。
マヨネーズの正義を感じる一品です。
二品目はウニたっぷりのブルスケッタ。
濃厚なウニ感が、ハンパありません。
アルコールはハイボールにチェンジ。
ここで、私にぴったりの「濃厚カルボナーラ」がサーブされます。
茹で上げの生パスタが厚切りのベーコンと卵とクリームの濃厚なソースを纏っての登場です。
生パスタらしいもっちりした食感と、卵感の高いソースが私好み。
一人ならお腹いっぱいのボリュームですが、今日は三人でシェアなので、色々食べられて嬉しい。
最後は美作産鹿肉のミラノ風カツレツ。
岡山県山間部の美作産の鹿肉を使った当店自慢のジビエ料理です。
程よくレアにフライパンでロースト風に揚げられたミラノ風カツレツは、柔らかくジューシー。
ジビエ好きの私には堪らない料理です。
濃いめのハイボールは、結局四杯飲んで、良い気分。
口下手なマスターの作る料理は、その性格に反して、個性的で主張もはっきりしていて、しかも美しい盛り付け。
スタッフも明るく楽しいので、エンタテイメント性の高いお店です。
折しもG20。
「大阪は慣れてへんから、警備もやり過ぎなんや」という話に納得。
確かに東京にトランプが来ても、大して気付かないまま終わるので、大阪市中が交通規制と検問なのは大袈裟かなぁ、と。
軽く飲む筈が、すっかり長居になりました。
二軒目に移動する事にします。
表までスタッフが見送りに来てくれました。
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