福島はしご酒の二軒目は、ガード下の「バリバール」から徒歩一分の居酒屋「大くぼ」へ。
和食で修行した若い店主が4月に開いたばかりの新店です。
地元のK君が、その嗅覚で掘り当てた最近お気に入りのお店だそう。
揃えの良いお酒のラインナップに悩みますが、大好きな三岳があったので、ロックでもらって乾杯です。
料理のメニューは、海鮮やおばんざいといった定番の他に、創作性の高い料理が並びます。
居酒屋というよりは、割烹のような雰囲気。
「とにかく何でも旨いんですよ」
とK君。
「特に、和牛握りと鯖棒寿司が絶品で」
と聞けば、期待が高まります。
「とにかく何でも旨いんですよ」
とK君。
「特に、和牛握りと鯖棒寿司が絶品で」
と聞けば、期待が高まります。
その前に、大阪らしい夏を感じる一品「鱧湯引き」からスタートします。
「今日は寿司用の良い肉がないんで」
と「煮込みハンバーグ」を勧められました。
と「煮込みハンバーグ」を勧められました。
これはK君もお初らしく、早速お願いします。
穏やかで可愛いホール係のお嬢さんが運んで来たハンバーグは、丸々と大きい。
箸を入れれば柔らかでジューシーな断面が現れます。
ドミグラスソースしっかり滲みたハンバーグは、家庭的でほっこりとする味。
上質の和牛の端肉を使っているとかで、ハイクオリティに納得。
期待の鯖棒寿司は、サッと炙った肉厚な浅〆の鯖がのっています。
品の良い味と、コントラストのある食感が実に美味。
大阪赴任時代、足繁く通った与力町の小料理屋「竹うち」の鯖棒寿司を思い出しますが、スタイルは全く違います。
大阪赴任時代、足繁く通った与力町の小料理屋「竹うち」の鯖棒寿司を思い出しますが、スタイルは全く違います。
三岳をお代わりしながら、客の引けた店で店主を囲んで一献。
若い店主は寡黙ながらも、芯がしっかりした印象です。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、気がつけば23時。
案内してくれたK君ご夫妻にお礼を告げて解散。
私は厳戒体制の検問に引っかからないように東西線に乗って、どうしても顔を出したいお店に向かいます。
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