緊急事態宣言明け二度目の「宇ち入り」。
今日は地元の友人Nさんがご一緒してくれます。
仕事を早上がりして、14時に京成立石駅で待ち合わせ。
「宇ち多”」は原則14時開店ですが、既にディズニーランドのような行列が出来ていますから、実際に入店できるのはずっと後。
とは言え「口開け」気分が味わえたのは初めてです。
鍋のあるオモテに一団がいます。
ウラには長い行列が二集団。
最後尾を確認し、並びます。
一回転目に入れる人だけがオモテにいて、ウラが二回転目以降という仕切りのようです。
そのウラの二集団もお店の向かい側が先で、お店の入口に接している側が後。
整理員がいるわけでもないのに、整然と並ぶお客さん。
常連さんがほとんどでしょうが、中には常連さんに連れられた初めての方もいるでしょうから、さぞかし驚かれたことでしょう。
並ぶこと1時間10分。
一人なら退屈したでしょうが、Nさんがご一緒してくれたおかげで、立石事情などを色々伺っているうちに、順番が回ってきました。
狭いナカ席に案内されました。
まずはビールで乾杯。
時刻は15時12分です。
夕方か閉店前しか訪れたことが無い私。
今日は日頃お目にかかれないものが食べれれるかと思うと期待が高まります。
「煮込み白いとこ取れますか?」
と尋ねます。「黒いとこ以外でもいいよね?」
と言って持ってきてくれました。
ハツモトも入っていて、嬉しい。
「ボイルは何がありますか?」
「だいたいあるよ」
という抽象的な返事。
ならば、タンとレバから始めましょう。
お酢かけで。
ビールの次は、もちろん梅割り。
シンキを頼む声が聞こえます。
まだありそうなので、我々もオーダー。
テッポウとコブクロが一本ずつ。これは初めてのご対面です。
「お新香食べますか?」
とNさんに尋ねると「私は、ダイコンだけが好きなんです。お酢をかけないで」
ダイコンショウガノッケテ。
梅割りの二杯目は辛目で。
カシラも早めに無くなる部位。
私は塩で頂くのが、好き。
狭いテーブルにお皿も積み上がってきました。
コロナも落ち着き、早い時間から並んでようやく旨いもつ焼きにありついた人たちは、ついボルテージが上がりがち。
お店から時々「静かにして」と注意が入るのは、コロナ対策はもちろんですが、そもそもこの店の掟。
三杯目の梅割りは甘めで。
この順番が私の最近のルーティンです。
ナンコツ塩。
これはNさんのお気に入りです。
遅い時間には無いので、これも私には希少部位。
宇ち多”は、一人で行くことがほとんどなのですが、一人だと頼まないものを食べられるのは、連れがいるからこその楽しみ。
「味噌をひとついきましょうよ」
と私が水を向けます。「アブラ少ないとこ味噌で」
これが実にいい組み合わせで、二人とも大満足。
脂の柔らかさと旨味が、宇ち多”秘伝の煮込みの汁を纏って、実に美味。
もちろん締めはシロたれよく焼き。
プリプリとカリカリの食感のコントラストが最高です。
タレとの相性も抜群。
お会計を済ませ、カバンを前に抱えてお店を出ます。
エンジンもすっかり暖まりました。
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