6年間に及んだ出向生活を終えて、4月に本社に帰任しました。
歓迎会を、という嬉しいお誘いはあったのですが、コロナ禍で会社の会食制限があったことから、5月となりました。
もちろん、夜は禁止なので、昼、しかも4名以下という制限だらけの歓迎会ですが、とても嬉しい。
場所は、汐留の中華料理「湘坊」(シャンファン)。
かつてはちょっとハレのランチの時にちょくちょく行った懐かしいお店ですが、5年間の大阪転勤と6年間の出向を挟んで随分ご無沙汰でした。
コロナ禍ですっかり閑散としているカレッタ汐留ですが、この店だけは賑わっています。
奥の半個室。
別のグループと相部屋となりましたが、偶然にも皆我が社の、しかも同じ部署の社員。
まるで社員食堂のようです。
ここに来ると、土鍋の麻婆豆腐か、野菜たっぷりの塩味そばを頼むのですが、ご一緒したN部長が
「あ、油淋鶏の冷しそば、復活してる!これ美味しいんですよ」
と言います。
メニューを見ると、「油淋鶏の冷やしそばとミニ麻婆豆腐ご飯」と書かれています。
どうやら夏季限定のメニューのようです。
しかも名物の麻婆豆腐ご飯がミニサイズで付いています。
私も相乗りして、それを注文。
最初にミニ麻婆豆腐ご飯が出てきます。
ピリ辛の麻婆豆腐は、私の好きな町中華とは違った品の良さがあります。
なんだか、しみじみと懐かしく、そして美味しい。
しばらくして、油淋鶏の冷やしそばが出てきました。
久しぶりの同僚たちとのランチで会話が弾んだせいか、料理がすぐ出てきたような錯覚に陥りました。
ボリュームのある細麺の上に、大きな油淋鶏。
その上から、刻みトマトのソースがかかっています。
ユニークなアイデアの創作料理。
このお店らしく、品も量もあるのが嬉しい。
サクッと揚がったアツアツの油淋鶏と、冷たい麺のコントラストが楽しい一品。
トマトの酸味とソースの甘辛い味もまた、別のベクトルのコントラスト。
これからの暑い季節には、リピートしたくなるメニューです。
1時間のランチで、ノンアルコール。
もちろん会話のボリュームにも気を使います。
すっかりニューノーマルのランチ歓迎会でしたが、温かく迎えてくれる気持ちだけで幸せな気分になります。
新しい同僚たちと、また新しい仕事ができる楽しさを予感させるハッピーなランチでした。
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