2月いっぱいでランチ営業を終了した正味亭尾和。
その後は姉妹店の風月食堂尾和のメニューを提供するダイニングホールとなっていると聞きました。
どんな様子なのかランチを食べに新橋駅前ビル1号館2階へ。
正味亭尾和の店頭には、ランチ営業終了のお知らせがありました。
そこには、聞いた通り風月食堂で食券を買って来てくださいとあります。
もっとも「複数名様用の客席」とありますので、一人の私は風月食堂で食べることになります。
風月食堂尾和のメニューは、カレーとラーメン。
正味亭尾和時代の定食メニューはありません。
今日はカレーを食べようと思ってきたので、券売機で食券を購入。
激辛のナスカレーと昔懐かしい昭和カレーの合いがけです。
もちろん生玉子のトッピングは欠かせません。
カウンターに着席し、食券を渡します。
ここの厨房では友人が働いていたのですが、その彼も年齢的な事情もあって、お店を辞めて郷里へ帰りました。
時代はどんどん流れていきます。
着席して程なくカレーが出て来ます。
ご飯は少な目にしてもらいました。
付け合わせにはキャベツの漬物。
トッピングした生卵。
卓上のらっきょうや福神漬けなどもオン。
ライスのセンターに生卵をドロップインして、準備は整いました
期せずして、地味なカレーに彩りが添えられました。
まずは生卵にスプーン入れの儀。
挽肉ベースのナスカレーは激辛を謳っていますが、私には程よい辛さ。
一方の昭和カレーは、昔懐かしいやや甘めの味。
カレー粉ベースの、素朴ながらも存在感のある味わいです。
この昭和カレーには、もちろんウスターソース。
昭和育ちの私には、欠かせない味付けです。
今のような複雑なスパイスが無かった時代のこと。
一方のナスカレー。
激辛とはいいながら、私にはもう少しパンチが欲しい所。
卓上の辛ラー油と唐辛子粉を加えます。
終盤で再びピクルスをオンして、残りのカレーをかき込みます。
コロナ禍でいろんな事がありました。
個人経営の飲食店を取り巻く環境も厳しいものがあります。
それでも、前を向いて歩いていくということを誰もがしなければいけないのだと感じました。
後ろを振り返ったり不運を嘆いている時間は、もちろん私にも無いのです。
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