一時帰宅している次男、三男はもちろん、我が家のみんなが大好きな「中華ソバ 篤々」。
こどもの日のランチで行こうと計画していましたが、店主のXによれば、麺の在庫に限りがあるため13時くらいで麺切れ終了となる見込みだそう。
タイヤ交換に出かけた次男と妻の戻りが遅くなりそうなので、三男と二人で向かうことにします。
お店に着いたのは13時。
記名帳を見るとあと5食と書かれた後に3名の記名がありました。
我々がラスト2食というわけです。
結局順番が回ってきたのは一時間半後の14時半でした。
一時間待ちはざらですが、さすがに一時間半は初めてかもしれません。
私は定番の煮干しソバ、三男は生姜煮干しそば。
二人とも味玉トッピングです。
程なく出てきた煮干しソバ。
数え切れないくらい食べているにも関わらず、いつも期待が高まるビジュアルです。
まずはスープをひと口。
キリっとした醤油と控えめながらも存在感のある煮干しの風味。
イヤみやエグみのないすっきりとしたクリアな煮干しスープは、今まで食べ歩いた煮干しラーメンの中でも、唯一無二。
毎回煮干しのロットによって微妙に味が違うのも、むしろ変化があって美味しい。
続いて麺。
篤々向けの菅野製麺所オリジナルの中太ストレートは、デフォルト固め。
スープとの相性も抜群です。
名物のレアチャーシューは、ラーメンの熱でみるみる色が変化していきます。
最初に一枚、中盤で一枚というのが私のルーティン。
スープはもちろん飲み干す前提。
ラーメンと一緒にバランスを取りながらレンゲで頂きます。
中盤で味玉に箸入れ。
今日は残念ながらお得なキズ味玉は売切れ。
絶妙の半熟でした。
山椒も振って味変です。
可愛い丸麩はスープを吸って、味もナイス。
残ったスープはもちろん完飲。
朝早く記名して一番になったことは何度もありますが、ラストは初めて。
キャンセルが出たのか、我々の後ろでもう二人ラーメンにありつけたお客さんがいましたが、店内に空席を見るのは本当に珍しいことです。
「お待たせして申し訳ありません」
という奥さんとご主人に
「ごちそうさま」
と告げてお店を後にしました。
今日も大満足の篤々でした。