妻の友人の紹介のお店です。
JR佐倉駅から歩いて5分ほど。
住宅街の中にプレハブ造りの古い焼鳥屋があります。
やきとり いしい。
ジモティーに愛される安くて旨いお店と聞いて、祝日の夜に妻と訪れました。
あらかじめ電話してあったので、カウンター席を取っておいてくれました。
今までも何度か飲みに来ようと思って電話しても、いつも満席で断られていたのですが、その理由が今日やっとわかりました。
テーブル一卓、小さなカウンターと小上がりという狭い店なのと、ご夫婦のツーオペなのであまりお客さんを詰め込まないポリシーのようです。
壁には一升瓶のキープボトルが多く置かれていて、地域密着のファンが多いということがわかります。
紙に自分で注文を書くシステム。
メニューはホワイトボードとカウンターの上の短冊に書かれています。
妻と相談しながら、注文を決めていきます。
その注文の紙を奥さんに渡し、まずは生ビール。
ニンニクがかなり効いていますが、素朴な味です。
甘辛い味付けは関東のそれですが、大阪出身の私も好きな味。
調理はご主人のワンオペ。
ちょっと待ちましたが、タレで頼んだレバーとつくねが出て来ました。
その量の多さに、またビックリ。
普通のお店の2、3割増しなのです。
焼き加減は固めでしたが、一本100円ならコスパは良好です。
アルコールはハイボール大をオーダー。
これが、また固い。
SNSで見て気になっていた玉子焼きも出て来ました。
これまたジャンボサイズ。
きつね色の焦げ色も実に美味しそう。
甘辛い味付けは関東のそれですが、大阪出身の私も好きな味。
とりとハツが出て来ます。
他店より長い串に、たくさんの肉。
確かにコスパが良いという評判通りです。
アルコールは、さっぱりとシークワーサーハイの大を注文。
最初に注文してから一時間半後に、最後のカシラがようやく出て来ました。
もうお腹はいっぱいです。
結局我々がいた一時間半でお客さんは三組、一回転。
今まで電話して断られ続けた理由がようやくわかりました。
趣味でお店をやっているのでは、と思うほど採算度外視の店主ご夫妻ですが、しっかりご常連が付いているので、こんなに安くても経営は安泰なのだと思いました。お会計は二人で4,300円でした。