虎ノ門に所用があり、そのままアーリーランチ。
昨夜なにげなくFacebookを見ていたら、今日が運良くナンディニ 虎ノ門店のビュッフェであると知りました。
今日のタイトルは「ムハッラム・ビュッフェ」。
「ムハッラム」とはイスラム歴最初の月の事で、特にシーア派のイスラム教徒にとっては、宗教的な意味の強い月だそうです。
ナンディニのビュッフェはインドの祝日に合わせて開催されることが多く、日本人にとっては不定期かつ馴染みが無い日なのですが、お店にとっては大きな意味があるのだと思います。
開店の11時少し前に到着。
6番目だったので、十分一回転目に入れます。
次第にお客さんが増えて、10人待ち位になった11時5分過ぎにオープンしました。
ほとんどがお一人様。
ビュッフェの日は店内のレイアウトを変更し、ダイニングのセンターに料理が置かれます。
私にとっては見慣れた光景。

第1ラウンドは手前のサラダから始まって時計回りに左半分の料理を取って来るのがいつの間にか私のルーティンとなっています。
ミックスチャートというひよこ豆のスパイシーなサラダ、ライタ、オニオンボンダというフライ、野菜の甘みを感じるベジコットゥーというスープ、バターの風味が美味しいベジタブルシチュー、そしてミニドーサをワンプレートにのせました。
オニオンボンダはタマネギのスライスとひよこ豆の粉を練って揚げたもので、外側はカリっとしていますが、中はふんわりした食感でとても美味しい。
第2ラウンドは真ん中から反対側。
こちら側にはいつもナンやライス、カレー、揚げ物などが置かれています。
南インドの定番、タマリンドのスパイスご飯、プリオガーレライス(タマリンドライス)とルチ(揚げパン)。
今日のカレーはエッグキーマカレーとバターチキンカレー。
どちらも好物なのでラッキーなメニューでした。

大好物のビリヤニは、今日はマラバール・チキン・ビリヤニ。
おかずはシムハプリ・チキン・ロースト。
おかずはシムハプリ・チキン・ロースト。
インドのケララ州マラバール地方発祥のビリヤニには大きなチキンがゴロリと入っています。
しっとりとした食感。
シムハプリ・チキン・ローストはターメリックやクミンなどインドの代表的なスパイスに漬け込んだチキンをローストしたもの。
後から追いかけて来る辛さがナイス。
炒り卵がのっているのも、たまご好きの私には嬉しい料理です。
第3ラウンドは今日の料理からもう一度食べたい好物をピックアップします。
お腹はかなりいっぱいですが、ここのビュッフェに来た時のルーティンです。
レギュラーメニューのビリヤニを食べる時と同様、カレーやスープ、ライタなどをかけて、好みの加減で混ぜ合わせて食べ進みます。
この食べ方が南インドスタイル。
好物のバターチキンカレーもかけて。
欲張りすぎてお腹一杯です。
デザートに合わせて食後のドリンクを頼みます。
暑いのでアイスチャイを。
デザートはケサリバット。セモリナ粉で作ったお菓子で、レーズンが入っています。