一杯飲んで帰るには中途半端な残業上がり。
こんな日はラー活です。
旨いつけ麺が食べたくて新橋西口飲み屋街の人気行列店「麺屋 周郷」に足を向けます。
といっても、いつもその行列の長さに尻尾を巻いて帰ることが多いのですが、ここ二回連続で諦めたので、今日は何としても食べて帰ろうと行列に並びます。
行列は10人ほど。
5席しかない極小店は、完全入れ替え制。
この分では三回転目になりそうです。
残念ながら読みが当たって私の前で2回転目が満席となり、私は3回転目。
食券を購入します。
PayPayで買う時は、店員さんに声をかけてからQRコードを読み取って支払うシステム。
煮玉子つけ麺大盛を注文します。
1,400円ですが、港区のPayPay10%還元でちょっぴりお得に。
私が案内されたのは、並び始めてから丁度1時間後。
3回転目の先頭だったので、カウンターの一番奥の席に案内されました。
落ち着いて食べられるので、待った甲斐もありました。
割烹のような白木のカウンターに、自分が新橋の喧騒にいることを忘れてしまいます。
カウンターに貼られた口上を読みながら、つけ麺が出て来るのを待ちます。
総入れ替えのタイミングを見計らって作り始めているので、着席してからの待ち時間はそれ程でもありません。
カウンター越しにお盆にのった煮玉子つけ麺が渡されます。
盛り付けも美しく、テンションも上がります。
煮玉子に箸入れ。
菅野製麺所の特注麺は美しい太麺。
瑞々しさが伝わる盛り付けです。
煮玉子はこちらに入っています。
濃厚な豚骨魚介のスープも良い香りがします。
具材はお皿に別盛です。
チャーシューは豚肉二種類と鶏肉の三種類。
そして、メンマと筍ゆば。
こちらも美しい盛り付けです。
早速麺を手繰ります。
喉越しの良いツルモチっとした麺が濃厚なスープと絡みます。
チャーシューや筍ゆばもスープに絡めて、麺と一緒に頂きます。
煮玉子に箸入れ。
青森県産の十六代真っ赤玉子を使用。
ここで卓上の和歌山県産のぶどう山椒を振って味変。
爽やかな刺激を感じます。
つけ麺を食べ終わっても、お楽しみがまだあります。
スープ割りをお願いすると、わざわざその為に用意された羅臼昆布と本枯節の一番出汁で割ってくれます。
しかも季節の薬味まで一緒に出て来るのですから、価値のある締め。
なかなかこんなに美味しいスープ割りを出してくれるお店はありません。
最後までしっかり味わって、完飲です。
カウンターの5人がほぼ同時に食べ終わり、入れ替えです。
また食べに来たいとは思いますが、1時間待ちにはちょっと怯んでしまいます。