毎朝の徒歩通勤でいつもマグロの頭が飾ってあるのを見かけます。
曽根崎の鮮魚仲卸堀久商店。
ランチタイムに高CPのマグロ丼を食べさせてくれるのですが、会社からちょっと遠いのが残念。
今年に入ってから、軒先で切り落としのマグロを一袋700円で売るようになりましたが、朝買って行っても会社に置くところも無く、いつも恨めしそうに眺めるばかり。
陽気も良くなって、遠出ランチができる貴重なシーズンが到来。
同僚のM部長、Y部長を誘い、新御堂を越えてやってきました。
並ぶ覚悟で来ましたが、やはり行列です。
マグロとの組み合わせで、ブリにしようかホタルイカにしようかと迷ってしまいました。
店員さんに
「三色丼にしてブリとホタルイカって選べるんですか?」
「それでしたら同じお値段の山盛丼はいかがですか?いろんなお刺身が山盛になってますよ」
「あ、じゃあそれをお願いしいます。ご飯は少なめで」
「並丼ぐらいの量ですか?」
「いえ、それより少なく」
この店のご飯の量はデフォルトでもすごく多いのです。
それにも関わらず大盛りを頼む猛者もいて、驚くばかり。
かつてはそれなりに自信のあった大食いですが、もう現役は引退です。
海の家のような店内で黙々と丼を食べる老若男女。
女子お一人様も意外といるのです。
7、8分並んで店内へ。
奥の厨房では大将が次から次へとマグロを捌いています。
実に豪快な漁師料理のようです。
出てきました。
おさしみ山盛丼。
これで1,000円ですから、かつて私が築地の場外で食べていたものよりも3、4割は安いでしょう。
大好物のホタルイカ。
紅ズワイガニもたっぷり。
表のメニューにはなかったサーモンも。
そしてブリ。
山葵醤油を溶いて、かけ回します。
もちろん各種お刺身の下には、ちゃんとマグロがしっかりと、しかもガッツリと入っています。
「これは旨いなぁ」
と独り言なのかM部長、Y部長に話しかけているのか、自分でもわからないまま食べ進みますが、中盤を過ぎたあたりから俄然ペースが落ちてきます。
ご飯を減らしたのは良かったのですが、ライスコントロールを間違えてご飯が無くなってしまいました。
ある意味嬉しい悲鳴ですが、こうなってくると喜んでばかりもいられません。
脂ののった魚たちが私の口中を占拠。
完全に海鮮軍に乗っ取られた状態で、炭水化物軍は為す術もなし。
最後の一口です。
なんとか寄り切りました。
辛うじて判定勝ちといったところ。
外に出るとまたもや灼熱の大阪。
我が社のクールビズは明日からですが、来年から大阪だけは4月実施に早めてもらいたいものです。
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