本当は青い空と青い海を見ながら、日向灘沿いに海岸線を走りたかったのですが、その予定はすっかり狂ってしまい、宮崎到着は19時半になりました。
今日は3年ぶりの皆既日食という天体ショーの日ですが、あいにく宮崎は曇り。
宿にチェックインした私は、入浴と洗濯を済ませてから飲みに出かけることにしました。
ホテルの近くが繁華街だったので、歩いて向かったのは宮崎地鶏のもも焼発祥の老舗、丸万焼鳥 本店。
もう21時を過ぎていたのですんなり入ることが出来ましたが、ピーク時は予約がないと入れないのかもしれません。
L字カウンターの角に座ってまずは生ビール。
キュウリが一緒に出て来ます。
これは焼鳥のお口直しでしょうか。
卓上には紙エプロン。
固い宮崎地鶏のもも焼きを噛み千切ろうとすると、脂がはねて洋服を汚すことになりかねません。
メニューはいたってシンプル。
もちろん定番のもも焼きにしました。
「切ってお出ししましょうか?」
と焼き方のお兄さんに声をかけられました。
私がいかにも旅人然としているからでしょう。
「はい、お願いします」
昨年高松でもも焼きを食べて、固くて噛み切れなかったことを思い出したのです。
慣れない事をするよりは、地元の方の勧めに従うのが間違いありません。
食べやすい大きさに切られたもも焼きが出て来ました。
実に美味しそうです。
炭火で焼いて、少し焦げた位に黒くなっているのが特徴です。
かといって焼き過ぎている訳ではなく、ところどころに赤い部分が見られます。
程よいレアな状態。
鶏スープがついています。
これがまた濃厚で旨い。
噛むのが大変なくらい堅いのが地鶏炭火焼ですが、それがまたいいんです。
鶏肉そのものの味がよくわかります。
塩胡椒だけで頂きます。
歯応えがあるのにジューシー。
隣では、地元の方が、紙エプロンをして手を脂まみれにしてもも焼きと格闘しています。
やはり切ってもらって正解でした。
同じもも肉とはいえ、部位によって味が違う事が実感できました。
終盤は一味を振って。
当たり前ですが、皮の部分もあるので、これ一つで十分楽しめます。
ボリュームもあって、なんとも合理的な焼鳥です。
もう一品食べようと思い、もつ焼きを頼みました。
大ぶりに切られたもつ。
これまた旨そうです。
焼酎のロックを頼みました。
木挽の白。
もつ焼きはプリプリの弾力。
鶏もつはべたっとした食感のものが多いのですが、これはかなり歯応えがあります。
結構なボリューム。
ゆっくりと摘みながら、焼酎をチビリチビリと舐めます。
今日は一日で246キロも走って、さすがに疲れましたが、旨い焼鳥と酒でその疲れもほぐれていきます。
そろそろお店もラストオーダー。
宮崎名物の釜揚げうどんで締めることにします。
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丸万焼鳥 本店 (焼き鳥 / 宮崎駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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