ラーメン好きの私は、もちろんご当地ラーメンにも興味あり。
「津軽煮干ラーメン」もその一つですが、東北地方は私にとっては未知の土地。
ずっと気になっていたのですが、なんとその津軽煮干の人気店「ひらこ屋」が東京ラーメンストリートに誕生したと知り、早速駆けつけました。
同じタイミングでオープンし、全く予約が取れない「みそきん」と通路を挟んだ反対側に位置します。
行列が出来ていますが織り込み済み。
ネットで予習済みですが、改めてメニューを確認。
先に食券を購入するシステムです。
30分待ちの表示が出ています。
「照り煮玉子入り こいくち」の食券を購入しました。
間違えてお店のすぐ前の短い列に並んでしまいましたが、店員さんに指摘され、通路を挟んだ反対側の本来の行列に並びます。
「30分待ち」と出ていましたが、ほぼその時間で店内に案内されました。
カウンター席に案内されます。
コースターはお店のロゴの焼き印が入った、味のあるもの。
スタッフの方にお願いして、紙エプロンを貰います。
準備万端。
店内には「ねぶた祭」をイメージした装飾もあって、青森感が演出されています。
「美味しい食べ方」という説明を読みながらラーメンが出てくるのを待ちます。
津軽煮干し初心者なので、イメージトレーニングが必要です。
7、8分して
「照り煮玉子入り こいくち」が出て来ました。
ネットで画像は見ていましたが、直接ご対面するとなかなかのインパクト。
これが津軽煮干なのでしょう。
4種類の煮干を手間暇かけてじっくり「三段仕込み」で炊き上げた濃厚煮干スープは土色をしています。
「美味しい食べ方」に従いまずはスープをひと口。
酸味も感じるスープは、いろいろと煮干しラーメンを食べ歩いた私も未体験の味です。
濃厚ながらも、キレを感じました。
続いて麺。
手もみの中太縮れ麺はデフォルト固めの茹で加減。
モチモチ感はありますが、小麦感は薄く感じます。
チャーシューは薄切りが一枚。
食べ方に従い、スープに浸してから食します。
綺麗に結ばれたメンマはしっかりと味付けされています。
玉子は単なる煮玉子ではなく「照り煮玉子」と銘打たれています。
「こいくち」にはデフォルトのトッピングで、濃厚な煮干しスープとの相性を考えた味付け。
見た目も照りがあり、黄身は完熟寄りの半熟です。
ここで味変。
ブラックペッパーを振ってパンチを加えます。
続いてニボ一味というオリジナル薬味も試します。
媛いりこと一味をブレンドしたもので、辛さと香りが広がります。
入れ過ぎに注意。
3つ目の味変は唐辛酢。
ラーメンの終盤にレンゲに少々程度加えます。
スープが少しマイルドになりました。
さすがに飲み干すには塩味が多いので、この辺りで終了。
かねてから食べてみたかった津軽煮干ラーメンをようやく食べることが出来ました。
実にユニークなタイプの煮干しラーメンで、「所変われば品変わる」を実感した一杯でした。
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津軽煮干 ひらこ屋 (ラーメン / 東京駅、京橋駅、二重橋前駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.3