今日は琵琶湖一周バイクツーリング。
晴れるという天気予報も外れて雨模様。
気温も低く辛いライドとなりましたが、初めて来た湖北の美しい風景に感動しました。
朝8時前に大阪を出て湖西回りに琵琶湖岸を走り、長浜に着いたのは13時半。
伝統的な建築群を利用した湖北でも人気の観光スポット、黒壁スクエア。
ガラス細工で知られるこの観光地で人気のご当地グルメを出してくれるのが翼果楼(よかろう)。
長浜のご当地グルメと言えば焼鯖そうめん。
店の入口は脇の路地から。
ピークを過ぎたとはいえ、行列。
名前を書いて順番待ち。
近江商人を思わせる商家風の玄関先。
年季の入ったテーブル。
出てきました。
焼鯖そうめん。
農繁期に気軽に作って食べられる料理として、また客をもてなす際などのハレの料理としても伝えられてきたとか。
湖北地方は内陸とはいえ、鯖の産地若狭湾が近いことから、鯖は一般的な食材だったそうです。
翼果楼 (郷土料理 / 長浜駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.3
最近大阪でも勢力を拡大しつつある彦根ちゃんぽんのルーツを探ろうという考え。
バイクで乗り付けたのは南彦根駅すぐそばのまるいし。
ご夫婦と思しきお二人がお店を切り盛りするアットホームなお店。
お客さんも勝手知ったる地元の方ばかり。
いわゆるラーメン屋かと思えば、メニューからはそうとも言えなそう。
なぜならうどんがあるのに、餃子やチャーハンはないからです。
面白い口上がありました。
これも彦根ちゃんぽんの特徴。
もちろん注文はちゃんぽん。
さきほどの焼鯖そうめんが少なかったのでつい大盛を頼んでしまいました。
大盛断ち宣言をしたのに、友人に突っ込まれそう。
いい感じのボリューム。
野菜がいっぱい食べれていいかな、と大盛を肯定するポジティブシンキング。
スープを一口飲んで納得。
東京のタンメンに近い塩味ですがカツオ・昆布出汁ベース。
野菜をどけると麺が現れます。
中太ストレートの麺はスープとの相性もバッチリ。
長崎ちゃんぽんと違うところは、具材を炒めていないこと、魚介類が入っていないことです。
お酢をかけてみました。
確かにさっぱりとして食が進みます。
今度はソース。
焼きそば風になりますが、それはソースのせいであって、彦根ちゃんぽんだからということではなさそう。
元々は彦根市内の食堂をかべ(現在は2号店しかない)の店主が、旅先で食べた長崎ちゃんぽんに触発されて独自に開発したのが始まりとされてます。
今では市内各所で味比べが出来るほどの地元料理に発展したようです。
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