と東京の友人H女史からメールがありました。
一年前に先輩の紹介で初対面にも関わらず十三駅で待ち合わせをして、請来軒(ちんらいけん)に行った、まさにその人。
傍若無人なキャラクターに圧倒されたことが思い出されました。
「実は丁度来週大阪に出張なんですよね」
とさりげなく誘って来ます。
私も請来軒の復活は気になる所。
食べに行く相手にいささか不安がありましたが、そこはやむ無し。
6月1日に再開したばかりの阪急十三駅西口で待ち合わせることにしました。
阪急梅田駅から神戸線に乗るとちょうど西口に出ることができます。
西口を出た所で、名店十三トリスのマスターをはじめとする方々が小便横丁の復活のための署名と募金活動を行っていて、テレビの取材も受けていました。
この活動は3月7日の火災直後の17日から始まっています。
私も4月にここに来た時に署名と寄付をしました。
3月7日の早朝に発生した火災で姿を留めないほど焼失した小便横丁。
主な瓦礫の撤去が終わり、覆いに囲われています。
危険が無くなったということで、今月から西口再開となりました。
火災現場の囲いには移転仮営業を行う店の貼り紙が。
請来軒もその中にありました。
小柄で妙に元気なH女史が約束の時間に現れました。
彼女とは半年ぶりの再会。
前回は大阪マラソン完走のお祝いを万両天神橋店でしたのですが、考えてみれば彼女とはいつも焼肉です。
トミ―タウンを抜け、 十三交差点を渡ります。
女性と歩くにはいささか躊躇われる十三サカエマチ商店街を抜けて行きます。
商店街を通りぬけた角。
酒屋の二階が仮店舗。
入口は酒屋の横。
先月21日からここで営業を再開しました。
あの暖簾も焼けてしまったのでしょうか。
階段を上がった二階が入口。
再開を祝う常連さんからのご祝儀が所狭しと貼られています。
店内にもそこかしこに胡蝶蘭が。
以前は天ぷら屋さんだったお店での営業再開。
綺麗な店内ですが、以前の店よりはかなり狭く、宴会は難しそう。
二人から四人位がちょうど良さそうです。
掘り炬燵の個室がひとつあるので、そこなら最大10人までは入れるようですが、8人がMAXでしょう。
今日はもちろんあらかじめ予約済み。
できるだけ多くのお客さんに来ていただきたいとのことで、2時間制となっています。
コンロも什器も焼けてしまった訳ですから、全て新品です。
私たちの座ったカウンター席の前には大きな液晶テレビ。
もちろん中継はタイガース。
Hさんとの再会とお店の再開を祝して乾杯。
メニューです。
以前は壁面に書いてあったはず。
カウンターの目の前で肉を捌く様が見れます。
美味しそう。
焼肉に行きたいと言う割に、ホルモンを全く食べない好き嫌いの多いHさん。
私が組み立てを考えます。
まずはタン塩。
ハラミとツラミを塩で。
ここまでならなんとかHさんも食べられるそうです。
久し振りですが、やはり納得の肉質。
塩ツラミも焼いていきます。
何回もひっくり返そうとするHさんを窘めます。
「ダメだよ、肉をいじったら。一回しか引っくり返しちゃダメなんだよ、肉が不味くなるから」
「私には私のやり方があるんです」
と言う事を聞きません。
富士山麓ハイボールというのがありました。
5合目、7合目、山頂と三種類あります。
「すいません、これって濃さの違いですか?」
と尋ねると
「そうです。山頂が一番濃いんです」
と店主。
Hさんは5合目、私は7合目で。
「どうしてもホルモン食べないの?人生損するよ」
と彼女に迫りますが、頑なに拒みます。
「別に損してませんから」
ホルモンが食べたい私は、一人で食べるとなると種類が制約されるので必死で彼女を口説きますが、首を縦に振りません。
「だからダメなんだよ、君は。好き嫌いが多すぎて」
と悪態をつき、私は好物のシンゾウとミノを注文。
どちらも塩で。
「チシャって何ですか?」
と私に聞くHさん。
「それ知らないの!?」
と驚きましたが、説明すると、なんとまめもやしを頼みました。
ようやくホルモン。
ホントはもっと種類が食べたいんだけどな。
Hさんが頼んだのはカルビとバラ。
タレで。
ボールに入って出て来ます。
以前はお皿だったかな。
更に塩こぶとレタスのサラダを頼むHさん。
生キャベツは無くなると追加してくれます。
変わらないサービス。
お客さんが入れ代わり、満席状態が続きます。
私は富士山麓ハイボール7合目をお代わり。
タン塩を再度。
ハラミをタレで。
かなりお腹が膨れて来ました。
私は芋のロック、麦のロックと杯を重ねます。
Hさん、私とも食べたかった焼き飯を〆に。
ここの焼き飯は絶品。
やはり人気メニューのテールスープが厨房の関係で無くなったのが残念です。
すっかり満腹。
お会計は十三にしてはそれなりにいいお値段なのも昔と変わりません。
新幹線の時間も迫っているので、十三駅へ向かいます。
Hさんからお土産を渡されました。
さすがに去年のように大阪に住んでいる私に京都の八ツ橋を渡すようなことはありませんでしたが、 私が甘いものは苦手だというのを知っているはずなのに飴がお土産。
十三駅で丁度滑り込んできた河原町行きの阪急電車に彼女を押し込み、お別れ。
最後まで「ごちそうさま」と言われなかったのも 一年前と同じだな、と苦笑いしながら
「まあ、転職祝いってことにしておこう」
と、梅田行きの電車に乗り込みました。
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ようやくホルモン。
ホントはもっと種類が食べたいんだけどな。
Hさんが頼んだのはカルビとバラ。
タレで。
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以前はお皿だったかな。
更に塩こぶとレタスのサラダを頼むHさん。
生キャベツは無くなると追加してくれます。
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私は富士山麓ハイボール7合目をお代わり。
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私は芋のロック、麦のロックと杯を重ねます。
Hさん、私とも食べたかった焼き飯を〆に。
ここの焼き飯は絶品。
やはり人気メニューのテールスープが厨房の関係で無くなったのが残念です。
すっかり満腹。
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さすがに去年のように大阪に住んでいる私に京都の八ツ橋を渡すようなことはありませんでしたが、 私が甘いものは苦手だというのを知っているはずなのに飴がお土産。
十三駅で丁度滑り込んできた河原町行きの阪急電車に彼女を押し込み、お別れ。
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