ランチは温かい汁ものが食べたくて、同僚と4人で長崎飯店 虎ノ門店へ。
近隣のサラリーマンで賑わう人気店。
かつてキタナシュランに認定されたお店です。
私がこの店に初めてきたのは、その認定の二年前になる2000年のこと。
カウンターの上の棚には認定のトロフィーも置かれていますが、誰もそれだと気が付かないかもしれません。
というか、キタナシュラン自体の認知度はもうあまりないでしょうし、今なら「五郎さんが来たお店」の方がアトラクティブなはず。
巨大な中華鍋には継ぎ足し継ぎ足しでちゃんぽんの具とスープが投入されて煮込まれています。
「本場長崎の味」を謳うお店ですが、私の知る限りそうではありません。
野菜を炒めずに煮込むスタイルは、どちらかというと邪道。
4人だったのでかなり待ってから奥のテーブル席に案内されました。
お客さんが着席するタイミングを見計らってホール係のお母さんが厨房に声をかけます。
そこから茹で置きのちゃんぽん麺や皿うどんに作り置きの具をのせて出すというファーストフード的なスタイル。
着席する前に出来上がっていたちゃんぽんが、ようやく配膳されました。
やや浅めの丼に麺が見えないほどの野菜がのっています。
ちゃんぽんには胡椒をたっぷり振るのが私流。
スープをひと口。
しっかりと煮込まれたスープは、やや濃い目ですが、これはこれで旨味があって悪くはありません。
麺は茹で時間がラフなので、いつもムラがあります。
今日はクタクタでした。
たっぷりの野菜はありがたい。
麺やかまぼこなどと一緒に啜ります。
具の内容は確かに長崎のもの。
結構なボリュームがあるので、途中で満腹になってきます。
なんだかんだと言いながらも完食。
「本場長崎の味」というならリンガーハットの方が近いと思いますが、B級グルメとしてはこれもあり。
ただ、ちょっと高いのが難点です。
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