今日は出社日。
帰りに一杯飲んで帰ろうと思っていましたが、またもや残業になってしまいました。
19時に会社を出て、船橋で途中下車。
足早にお目当てのお店に向かいます。
大好きなもつ焼きの人気店「寅屋 本町店」。
先客は一人だけ。
珍しいこともあるものです。
まずは三冷の黒ホッピーで喉を潤します。
「ボイルはまだありますか?」
と尋ねると「終わっちゃいました」
と店主の返事。
無情ですが、やむを得ません。
串も限りがあるようです。
残りのネタを見せてくれました。
とりあえず煮込みとおしんこを頼んでから、組み立てを考えます。
煮込みには唐辛子をたっぷり振って。
しみじみと旨い。
一本しか残っていなかったハツを塩で。
邪道という人もいますが、串から抜いて食べるのが私のルーティンです。
そこへもう一本、タン塩が出てきました。
本来は二本セットなのですが、ハツが一本しかなかったので、組み合わせで一皿頼むことができました。
一人飲みなので、種類が食べられて小さな幸せ。
ここで
「食べ物はラストオーダーです」
と声がかかります。
「まん防」がまだ出ていますから、21時閉店に合わせて、食事20時ラストオーダー、アルコールは20時半ラストオーダーという厳しい時代です。
必ず頼むシロが売切れでしたがの、ガツとハラミをタレで頼みます。
肉厚でジューシーで、実に美味。
いつもなら二杯目は天羽ハイボール、いわゆる下町ハイボールを頼むのですが、ふと壁のポスターが目に留まりました。
キンミヤハイボール。
レモンは抜いてもらって、私の好きなプレーン酎ハイで頂くことにします。
強炭酸のドリンクニッポンを注ぎます。
このプロセスが楽しい。
いつの間にかお客は私一人。
厨房も片付けが始まっています。
「今日はお客さん少ないですね。やっぱりまん防のせいですかね?」
「早い時間はまあまあ来てたんですけどね。今日は寒いからじゃないですか」
「そうですね。小雨も降ってたしね」
「また土曜日に来てくださいよ」
「そうですね。また息子たちと来ます」
ちょっと飲み足りませんが、20時半前に切り上げてお会計。
ささやかなサラリーマンの楽しみである、会社帰りの一杯も、まだまだ自由に楽しめない時代が続きます。
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寅屋 本町店 (立ち飲み居酒屋・バー / 京成船橋駅、船橋駅、大神宮下駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.8
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