11時から一時間半並んでカドヤ食堂総本店で大阪ナンバーワンとも言われるシンプルイズベストの中華ソバを食べて大満足。
年末休みのソロ活で時間もたっぷりあるので、そのまま新世界に向かいます。
私が大学生の頃は、このJRガード下にたたき売りが並んでいて、怪しげなものを売っていましたが、すっかり風紀は良くなりました。
もう40年も前の話です。
50代で大阪に赴任した時は既にこの通りも綺麗になっていて、当時の面影は残っていませんでした。
今日は、その学生時代以来の訪問となる八重勝の暖簾を潜ります。
木曜は定休日ですが、なぜか今日は開いていました。
年末の書き入れ時だからでしょうか。
10分ほど並んでカウンターに案内されました。
まずは瓶ビール。大人の義務教育、633の大瓶です。
目の前がフライヤーでした。
手際よく揚げらる串カツ。
そして、なぜか間違わずにデリバリーされるシステムは、本当に感心します。
土手焼きも目の前に。
焼いてもいないのに土手焼きとはこれ如何に、と昔から不思議です。
キャベツが用意されます。
コロナ禍で、いろいろと衛生面のシステムも変わったことでしょう。
私の朧げな記憶では、当時は立ち飲みだったはず。
確か「ダークダックススタイル」で飲んだ覚えがあるのですが、他の店の記憶と混じっているかもしれません。
でも、はっきり覚えているのは、20代など私一人で、周りはみんな日雇のおっちゃん達だったということ。
今は20代、30代の若いお客さんが多く、カップルも見受けられます。
むしろ私が最年長かもしれません。
親から「行ってはいけない町」と教わった新世界も、すっかり様変わりです。
既にラーメンを食べた後なので、お腹もいっぱい。
これから串かつで一杯飲むなど順番がリバース過ぎますが、ちょっとしか頼まなくても許されるのが串カツの良いところ。
土手焼きは我慢して、基本の串かつと、好物の玉子だけにします。
串かつは3本セット。
大阪ではカツといえば牛。
牛の方が高い気がしますが、串カツ屋では豚の方が高いのです。
コロナ禍でバットに入ったソースが姿を消したこともありましたが、無事復活。
それとともに「ソースの二度づけお断り」も復活です。
衣はやや厚めのしっとりタイプ。
もっとも40年前の味と比較するほどの記憶力はないので、「変わらぬ味」などと偉そうなことは言えません。
ザ・大阪ソウルフード。
足りないソースはキャベツで掬って、ネタに垂らします。
学生の私が、40年前に日雇のおっちゃんに教わった方法です。
「兄ちゃんな、こないしたら、二度漬けせんでも、なんぼでもソースが食えるやろ?」
あのおっちゃんは、その後どうしたでしょう。
玉子を間に挟んで、最後は三本目の串カツで締め。
大瓶一本と串カツ4本。
サクッと30分の昼酒を楽しんで、お会計。
この後、通天閣のお膝元で食後のお散歩をすることにします。
0 件のコメント:
コメントを投稿