最近、昔職場があった懐かしい築地エリアをランチで訪れています。
今日は、昔と変わらない佇まいを残す鳥やき「鳥芳」へ。
焼鳥と言わず、鳥やきと言うのが昔から不思議でしたが、その理由をお店の方に聞いてみたいと思いながら今に至っています。
いつの間にか35年も経ってしまいました。
12時20分頃チェックイン。
行列はありませんでしたが、満席でした。
入口に掲げられたメニューは、昔と変わらず鳥焼丼、そぼろ丼、特上重の三種類。
今日はもちろん奮発して特上重を注文します。
運良く、お客さんが出てきたので入ることができました。
たぶん20年以上来ていないと思うのですが、当時にタイムスリップしたような錯覚にとらわれます。
その以前から働いておられたと思われるベテラン女性店員さんの下町らしい接客に迎えられて二人掛けのテーブル席へ。
アットホームな店なので、ご家族の方かもしれません。
湯飲みすら、昔のままではないかと思ってしまうほど。
コロナ禍も一段落したので、相席です。
席に着いてから10分程して、お新香と味噌汁が出てきます。
お重が出て来る予告でもあります。
特上重が出てきます。
蓋を開けると、目の前に現れた懐かしいビジュアルに、20年以上前の記憶が蘇ります。
焼鳥はねぎまが二串。
更に皮、レバー、つくねが入っています。
贅沢な気分にさせてくれるラインナップ。
私は昔、ご褒美ランチで特上重を食べていました。
小梅の赤がアクセント。
まずは鳥皮から。
つくねは柔らかさと固さのバランスがバッチリだと感じます。
懐かしく美味しい焼鳥丼を頂きました。
ご飯を少な目にしなかったので、最後は腹パン。
私が通っていた頃は、店外はもちろん店内にも煙が逆流するほどだったのが名物でしたが、今は換気が改善したのか、そんなことはありませんでした。
ホールのお母さんたちのゆったりとした優しい接客は、昔と変わらず心地良いもの。
お会計を済ませると
「ありがとうございました~」
と見送られました。
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