2023年10月26日木曜日

【注文を受けてから麺を打つこだわりの「麺や七彩」。夜の八丁堀のオフィス街にも驚きのインバウンド観光客】

 

会社帰りのラー活です。
今日は八丁堀の「麺や七彩」へ。
手打ち麺と煮干しスープが評判の名店です。
かつて八重洲の東京ラーメンストリートにあった時に訪れたことがありますが、八丁堀に移転してからは初めてです。
浅草線の宝町駅から歩いて5分ほど。
八丁堀のオフィス街にあります。


モダンな店構え。
店先にはメニューの写真が掲げられています。
並んでいる間に選んでもらえるように、との配慮。
英語のメニューも追加されていて、インバウンド観光客が来ていることが伺えます。


ランチタイムはサラリーマンの行列があるのでしょうが、さすがに平日夜のこのエリアですから待たずに入店できました。
入口の券売機で食券を購入します。
全部のせの特製煮干し醤油ラーメンにします。
1,700円はラーメンとしては破格ですが、SNSでもオススメとなっているのでそれにします。
晩ご飯と考えれば、悪くありません。


カウンター席に座ると、すぐに木製のお盆がセットされます。
不織布エプロンも一緒に提供されるのが有難いサービスです。
回りを見渡すと、インバウンドの観光客が二組。
昨今のインバウンドラーメン人気の高さには驚くばかり。


注文を受けてからタネを切り分け、麺を打つスタイル。


切り分けたタネを更にこねてから麺切りし、茹でるという、回転重視のマス営業へのアンチテーゼ。


当店こだわりの口上がカウンターに貼られています。
それを読みながら待つことしばし。


ふと見ると、食後の器はそのままにしておいて、という英語表記もありました。
やはり相当インバウンドが多いのだと感じました。


テーブルに座ってから10分ほど。
お待ちかねの特製ラーメンが登場。
期待通りのプレゼンスです。


まずはスープをひと口。
煮干し感はそれほど強くありませんが、やはり美味い。
国産の節や昆布、椎茸、いりこなのこだわりが感じられます。


特製は分厚いチャーシューが5枚。
食べ応えがありそうです。


味玉は最初からカットされています。
熊本のサンファームの平飼い卵だそう。
わたし的にはラーメンの味玉はこの方が見た目が美しく食欲も増進するのですが、提供する側からすれば一工程増えるのと、半熟玉子の場合は卵黄が流出することを良しとしない顧客からの不評もあるのではと思ってしまいます。


麺を啜ります。
不揃いな手打ち麺は見栄えと裏腹に、ナイスな喉越しと食感。
なんなら、この不揃いさが、その食感と喉越しを生み出しているとも言えます。


チャーシューは製造工程を変えたと思われる種類と味の違いがあります。


味玉は絶妙な半熟加減。


中盤で味変。
卓上のブラックペッパーを振ります。
ピリッと味を締めて、そのままフィニッシュ。


八重洲のラーメンストリートで食べのがあまりにも昔なので、今の店との比較はできませんが、美味しいことは間違いありません。
清潔に保たれた店内や、スタッフの接客も含めクオリティの高さは立派。
インバウンド観光客もそんな情報をSNSで知って訪れるのでしょう。
日本のラーメン界が世界から評価されることは、ラーメン好きの私としても嬉しいことです。

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夜総合点★★★☆☆ 3.7

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