2025年12月28日日曜日

名古屋での一足早い年越しそばは「好陽軒」。優しいご夫婦の接客と滋味深いスープのラーメンで啜り納め

 

8月に名古屋へ帰省した際に訪れた、昭和区広見の「好陽軒」
あのご夫婦の優しい接客と、滋味深いスープが忘れられず再訪します。
調べたところ年内は30日まで営業とのこと。妻と三男の3人で、一足早い「年越しそば」を啜ろうと出かけました。
11時開店ですが、早めに行かないとかなり混むだろうと予想して、30分前に到着。


運良く駐車場は空いていましたが、店へ向かうとなんともうオープンしているではありませんか! 
しかも一回転目のお客さんは既に食事中で、店内の待ち席もほぼ満席。
慌てて車に残る家族にLINEを送り、列に並びます。


本来は11時オープンなのですが、このお客さんの様子からすると、開店して10分以上は経っていそうです。


行列の人気店だけに、食べ納めに来る人も多いのでしょう。
こちらはラーメン店にしては、年配のお客さんやご夫婦から若いカップルまで幅広い客層です。
皆さん、こちらのご夫婦の歌うような挨拶と優しいスープのラーメンが好きで通われていると感じます。
「いらっしゃいませ~♪」
というご夫婦の声掛けとともに、いつの間にか店内待ちも満席になりました。


並び始めてしばらくして、ご主人から注文を聞かれます。
三人とも叉焼麺を麺固めで頼みます。


並び始めて30分で案内されました。
私の目の前に注文したラーメンのプレートが置かれます。
ご主人は、誰が麺固めかを完璧に把握されている様子。
さすがの職人技です。


着席してからは、程なくラーメンがカウンター越しに「お待たせいたしました~♪」と提供されます。
大盛の場合は、茶目っ気たっぷりに「は~い、大盛スペシャルです。ドーン!」と言いながらカウンターの上に置いてくれるので、食べる前からホッコリします。


前回は鉢一面に極太メンマが敷き詰められた名物のメンマラーメンを頂きましたが、今日は基本形の叉焼麺。
1,200円というお値段は、この唯一無二の極太メンマ5本と厚切りチャーシュー4枚のボリュームを考えれば、むしろ安く感じるほど。


まずは、スープをひと口。 
「薬膳系」とも評されるこちらのスープですが、漢方薬のような癖があるわけではなく、実際は非常に「健康志向」で優しい味わいです。
玉ねぎ、人参といった根菜を中心に、数種類の野菜、干し魚、昆布、そして鶏ガラと豚骨を長時間煮込んだスープは、雑味が一切ありません。
驚くのは、動物系のコクがありながらも、野菜の自然な甘みが前面に押し出されていること。
一口ごとに染み渡るような滋味深さがあり、一般的な「濃い味・脂多め」のラーメンとは一線を画す、まさに唯一無二のスープなのが老若男女に愛される理由でしょう。


麺にも着手。
店内の製麺機で打たれる自家製の中太縮れ麺は、多加水ならではのツルッとした喉越しとモチっとした弾力が共存。
優しいスープと絡み、噛むほどに小麦の風味が広がります。


チャーシューは煮豚。
厚切りの大判ですが、余計な脂分が抜けて柔らかく優しい味。


名物の極太メンマはしっかりと噛み応えのあるものですが、固いわけではありません。
味付けも程よい薄味で、人気の理由がわかります。


叉焼やメンマと共にラーメンを食べ進みます。


中盤で味変。
卓上のブラックペッパーを振ります。



高麗人参入りのお酢とりんご酢もそれぞれ少し垂らして。
前回来た時に試したので、入れ過ぎは禁物です。
スープは一気に爽やかな味に変わります。


そのまま飲み干しました。
完食完飲です。


「ごちそうさまでした。よいお年を」
と、常連でもないのにご主人に声をかけます。
「ありがとうございま~す。ま~たど~うぞ」とご夫婦で見事なハーモニー。
良い年越しそばになりました。
11時20分で行列は駐車場まで伸びていました。

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好陽軒ラーメン / 桜山駅
昼総合点★★★☆☆ 3.7