駅の北東の繁華街よりも更に北の線路沿いに、赤羽飲み屋街の大衆酒場とは一線を画す昭和下町居酒屋の佇まいを残す店が現れます。
ホッピー好きの私のテンションが否応なく上がる赤提灯。
一回転目が終わる20時半が入店の狙い目。
しかし、今日はあっけなく入れるほど空いていました。
焼き物の脂が染み付いた味わいのある壁。
メニューも必要十分にして魅力的。
ここに来たら、もちろんホッピー。
凍らせたシャーベット状のナカ(焼酎甲類)をホッピーで割るスタイル。
こうすることで、時間が経っても冷たいまま、かつ薄まらないという理想のホッピーとなります。
とはいえ、アルコール度数は強いので要注意。
N君が頼んだウヰスキーシャリボールは、フローズンウイスキーに炭酸を入れるというホッピー同様の仕組み。
普通の酎ハイはそのフローズン焼酎に炭酸を入れて。
簡単には凍らないアルコールが凍るのは、水を加えているからというご主人の説明に一同納得。
各自好みの飲み物を用意しての本日四度目の乾杯は、スタートからわずか2時間強。
かなりのハイペースです。
とりあえずの一品でマカロニサラダ。
ガーリックが効いています。
マカサラ好きの私も納得の一品。
我々が座っている後ろがちょうど焼台です。
私の母よりも高齢ではないか、というお母さんが見事な串捌き。
もちろんお母さんの見事な串捌きに依る処が大であることは言うまでもありません。
タン。
シロとチレ(脾臓)。
レバ。
大満足の味。
そして玉子合へ。(メニュー表記通り)
軽く焼いたハラミと生玉ねぎを卵の黄身と混ぜあわせて食べるもの。
たまご好き、ハラミ好きの私には、堪らない料理です。
ここで出てきたのは名物のあっさり煮込み。
味噌仕立ての店が多いのですが、当店は醤油ベースの澄まし仕立て。
更に焼き物を頼みます。
カシラ。
ナンコツ。
お母さんの焼きは絶品です。
ナカをお代わり。
もちろんフローズン。
玉ねぎ合へ。(メニュー表記通り)
ハツ、タン、カシラを玉ねぎと和えた名物。
様々なモツの旨味が口の中で混ざり合い、新たな味と食感に変化するユニークなコラボ。
アブラ。
結局焼き物は全クリです。
締めはカレー。
名店に始まり名店に終わった今回の聖地赤羽センベロツアー。
4軒回ってちょうど@6,000円。
運にも恵まれ、効率よく巡りたい店を回ることができました。
後は、無事に家に帰れるかだけが問題。
センベロの名の通り、ベロベロだからです。
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米山 (もつ焼き / 赤羽岩淵駅、赤羽駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
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