妻が仕入れていた情報を元に、最近オープンしたというタイ料理店に寄ってみることにしました。
建設関係の機材置き場や鉄くず買取業者などが点在する荒涼な台地に突然現れるプレハブ。
タイの国旗と、タイ料理の幟が目印です。
看板には日本語がなく、詳細は不明。
ドアを開けて店内へ。
ベニヤ張りの簡易な内装ですが、飾り付けはタイらしいもの。
中は意外とオオバコです。
お客さんは皆東南アジア系。
お店の人とお互いに片言の日本語で話しているところを見ると、タイ人だけでなく他の国の人も多いのでしょう。
私は不勉強なので正確なことはわかりませんが、同じタイ人でも言葉が違うこともあるのかもしれません。
卓上には調味料が。
いかにも本場らしい。
メニューには料理の内容に関する説明がありません。
あったとしてもタイ語なので読めないのですが。
ホール係の男性は片言の日本語を話します。
こちらの希望に応じて、材料があればアレンジもできると言います。
お値段はメニューから察するに1,000円前後のようです。
かなり悩みましたが、写真にのっていた中から、美味しそうだった豚肉のうま煮かけご飯(正式名称はわかりませんが)とガパオライスにしました。
ガパオライスは鶏肉、豚肉、挽肉が選べるということで、挽肉でオーダー。
最初に出てきたのは豚肉のうま煮かけご飯。
スープ付。
結構なボリュームです。
豚肉は豚足ともつも入った三種類。
付いてきたスパイシーソースをかけていただきます。
事前に店員さんから聞いていた通り、甘辛い味付け。
八角が効いていて、なかなか旨い。
三種類の部位の異なる食味食感も面白い。
厨房は一人なのでしょう。
これも結構なボリューム。
たっぷりの挽肉。
ガパオといえば目玉焼き。
私の大好物。
スプーンで玉子を崩します。
しっかりと混ぜ合わせて食べるのがアジアン流。
これもいい味付けで美味しい。
ご飯の量が多いので、二人とも満腹です。
女性オーナーが名刺を持って現れました。
もちろん日本語可能。
西都賀でクワァヨコというお店を経営していて、この店は二店舗目だそうです。
オープンは4月11日といいますから、ちょうど二カ月経ったところ。
店名のピントーというのは、タイ語で「お弁当」のこと。
時間が限られている近くの労働者向けのテイクアウトも商売の一つだそうです。
だからボリューム満点で、しかも味付けも料理の種類もタイの屋台風なのでしょう。
1,000円というお値段は、料理以外にはスープしか付かないことと、プレハブ作りのお店の雰囲気からすると少し高いと感じましたが、味は本格派。
何より、東南アジアの人たちが美味しそうに食べているのですから、そこは間違いないでしょう。
テイクアウトだと少し安いのかもしれませんが、それは確かめるのを忘れました。
昼総合点★★★☆☆ 3.2
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