目覚ましをかけて早起きし、朝食を食べに出かけます。
とはいえ、支度に時間がかかり灣仔からトラムに乗ったのは9時を回っていました。
日曜日の朝は道も混んでいないので、スムーズに移動できます。
中環の少し西で下車し、急な坂道を上がります。
昨夕もこのあたりを探索したので、ある程度道は覚えています。
朝ご飯はお粥。
ローカル人に人気の羅富記粥麵専家(Lau Fu Kee)です。
「粥、麺」と入口に書かれています。
厨房はお約束通り入口の脇。
大きな鍋で粥が煮られています。
具材は湯煎されているようです。
奥の席に案内されました。
9時半とあって、朝食タイムには遅い時間。
麺類の提供は残念ながら午後から。
お粥は終日提供です。
もちろん言葉は通じませんが、メニューの下半分を隠し、
「午後からなので今は無い」
というようなことを言っています。
裏面も同様で、こちらは全部隠して、やはり
「午後から」
と言っているようです。
ローカルとはいえ香港なので、メニューには英語標記もありますし、だいたいのことは分かります。
ボディーランゲージも楽しいB級グルメ旅。
評判の皮蛋痩肉粥を指さして注文します。
揚げパンが売り切れていたのは残念でした。
卓上には各種調味料。
お粥はたちまち出てきます。
日本のラーメン丼よりは小ぶりの丼に、なみなみとお粥が入っています。
麵と同じで表面には具材がありません。
レンゲを丼の底に入れ、かき混ぜると底から具材が出てきます。
皮蛋と豚肉の薄切りがゴソっと現れました。
皮蛋の塩味と豚肉の旨味が淡白な粥に混ざって、丁度良い味加減になります。
好みで調味料を使ってもいいのでしょうが、このままで十分美味。
実に身体に優しい味わい。
今日は二日酔いではありませんが、きっとぴったりの朝ご飯。
滋味豊かで朝から元気が出ました。
お会計はHKD102。
さて、身体も目覚めたので活動を開始します。
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