昼にも来た城北洞は、二日連続三回目。
どうしても食べたいお店があるのです。
北朝鮮平安道ハダン出身のおばあちゃんが戦後韓国に来て始めたお店。
店名の下端(ハダン)はそこから来ています。
スープの凍った平壌式冷麺と、平壌マンドゥが素晴らしいとの評判です。
実に質素な店構え。
19時前に到着。
今度こそ大丈夫だろうと思ってドアを開けると、なんともう閉店だというではありませんか。
韓国語ができる妻に交渉してもらい、なんとか入店できました。
三度目の正直です。
シンプルで明るく綺麗な店内はオンドル。
各テーブルにはコンロの用意があります。
メニューはシンプル。
とはいえ、私たちは頼むものを決めています。
冷麺と緑豆チヂミで、軽めの晩ご飯。
しかし、ホール係の女性から冷麺は売り切れたと聞き衝撃。
その方がとても日本語が上手で親日家だったので、日本語でマンドゥ鍋(マンドゥチョンゴル)を勧められました。
やり取りをしているうちに、冷麺が一食だけ作れることがわかり、私たちは大喜び。
「マンドゥ鍋はそんなに大きくないから二人前で」
と勧められるままに注文します。
ようやく入れた念願の店で、念願の料理。
期待が高まります。
まずはビール。
祝杯です。
キムチが出てきました。
器もシンプル。
味もどこか優しさを感じます。
マンドゥ鍋が出てきました。
満腹の私たちには、やはり二人前は多かった。
大きなマンドゥがゴロゴロと入っています。
たっぷりのえのきだけと椎茸。
茹でた牛筋肉がのっています。
出汁を取った残りでしょうか。
赤い唐辛子がアクセント。
北朝鮮らしい、実に質素な見栄えの鍋。
鍋はひと煮立ちしたら火を止めてくれます。
煮込んだら美味しくないのでしょう。
プリプリしています。
小鉢に取り分けて。
スープを一口。
もちろん牛ですが、あっさりした薄味で実に飲みやすい。
マンドゥにはひき肉と一緒にすり潰した豆腐が入っています。
これがまた素朴な味を引き立ててくれます。
注文を受けてから具を詰めるそうなので、皮はもちもちしていて、中の具はふんわりしています。
緑豆チヂミが出てきました。
昨夜広蔵市場で食べたものとは違い、薄く焼いたもの。
どの料理もシンプルで優しいのが特徴です。
「できるまで30分くらいかかります」
と言われていた平壌冷麺が出てきました。
確かにスープの一部が凍っています。
一見、和蕎麦のようにも見えます。
なんとも形容が難しいですが、一般的に私たちが知っている韓国式冷麺とは明らかに違う食味食感です。
もちろんとても美味しい。
「チジミは冷麺と一緒に食べると美味しいから、残しておいて」
と教わったことを実践。
スープは仄かな酸味があって、飲み干したかったのですが、もう満腹です。
マンドゥ鍋もなんとか残さず食べましたが、もう動けません。
ホール係の日本語が上手な女性はこの店のオモニの親戚。
「日本人は初めてです」
というくらい、観光客は稀なようです。
奥では宴会をやっているので、常連さんも多いのでしょう。
早仕舞いする商売っ気のなさも、美味しいものを限られた数だけ供するという店のポリシー。
実は、彼女の妹が山口県柳井市沖の瀬戸内に浮かぶ笠佐島という小島で、テレビにも紹介されたかささという漁師旅館に嫁いでいるそうです。
オモニや息子さんも厨房から出てきて、韓国語と日本語を交えてつかの間の国際交流。
記念写真を撮影し、美味しく楽しい夕食は終了。
パンパンに膨れ上がったお腹をさすりながら、ホテルへと戻りました。
実に質素な店構え。
19時前に到着。
今度こそ大丈夫だろうと思ってドアを開けると、なんともう閉店だというではありませんか。
韓国語ができる妻に交渉してもらい、なんとか入店できました。
三度目の正直です。
シンプルで明るく綺麗な店内はオンドル。
各テーブルにはコンロの用意があります。
メニューはシンプル。
とはいえ、私たちは頼むものを決めています。
冷麺と緑豆チヂミで、軽めの晩ご飯。
しかし、ホール係の女性から冷麺は売り切れたと聞き衝撃。
その方がとても日本語が上手で親日家だったので、日本語でマンドゥ鍋(マンドゥチョンゴル)を勧められました。
やり取りをしているうちに、冷麺が一食だけ作れることがわかり、私たちは大喜び。
「マンドゥ鍋はそんなに大きくないから二人前で」
と勧められるままに注文します。
ようやく入れた念願の店で、念願の料理。
期待が高まります。
まずはビール。
祝杯です。
キムチが出てきました。
器もシンプル。
味もどこか優しさを感じます。
マンドゥ鍋が出てきました。
満腹の私たちには、やはり二人前は多かった。
大きなマンドゥがゴロゴロと入っています。
たっぷりのえのきだけと椎茸。
茹でた牛筋肉がのっています。
出汁を取った残りでしょうか。
赤い唐辛子がアクセント。
北朝鮮らしい、実に質素な見栄えの鍋。
鍋はひと煮立ちしたら火を止めてくれます。
煮込んだら美味しくないのでしょう。
プリプリしています。
小鉢に取り分けて。
スープを一口。
もちろん牛ですが、あっさりした薄味で実に飲みやすい。
マンドゥにはひき肉と一緒にすり潰した豆腐が入っています。
これがまた素朴な味を引き立ててくれます。
注文を受けてから具を詰めるそうなので、皮はもちもちしていて、中の具はふんわりしています。
妻曰く、マンドゥは平壌式が美味しいそうで、そう言われると納得の味。
昨日ランチで食べたマンドゥもとても美味しかったですが、それとは全く異なる味。
緑豆チヂミが出てきました。
昨夜広蔵市場で食べたものとは違い、薄く焼いたもの。
どの料理もシンプルで優しいのが特徴です。
「できるまで30分くらいかかります」
と言われていた平壌冷麺が出てきました。
確かにスープの一部が凍っています。
一見、和蕎麦のようにも見えます。
なんとも形容が難しいですが、一般的に私たちが知っている韓国式冷麺とは明らかに違う食味食感です。
もちろんとても美味しい。
「チジミは冷麺と一緒に食べると美味しいから、残しておいて」
と教わったことを実践。
スープは仄かな酸味があって、飲み干したかったのですが、もう満腹です。
マンドゥ鍋もなんとか残さず食べましたが、もう動けません。
ホール係の日本語が上手な女性はこの店のオモニの親戚。
「日本人は初めてです」
というくらい、観光客は稀なようです。
奥では宴会をやっているので、常連さんも多いのでしょう。
早仕舞いする商売っ気のなさも、美味しいものを限られた数だけ供するという店のポリシー。
実は、彼女の妹が山口県柳井市沖の瀬戸内に浮かぶ笠佐島という小島で、テレビにも紹介されたかささという漁師旅館に嫁いでいるそうです。
オモニや息子さんも厨房から出てきて、韓国語と日本語を交えてつかの間の国際交流。
記念写真を撮影し、美味しく楽しい夕食は終了。
パンパンに膨れ上がったお腹をさすりながら、ホテルへと戻りました。
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